長年臨床を経験していると、早く健康になっていく方とそうでない方、ある一つのパターンに気づきました。

 例えば、首、腰、膝と3か所の自覚症状があるとします。

Aさんの場合

 私 「いかがですか? 状態は。」

 Aさん 「膝が痛いんです。全然良くならないんです」

 私 「首とか腰はいかがですか?」

 Aさん 「あっ、それはもうあんまり意識しなくなってます。でも膝は痛いんです」


Bさんの場合 

 私 「いかがですか? 状態は。」

 Bさん 「おかげさまで、首の具合が良くなりました」

 私 「他の腰とか膝はいかがですか?」

 Bさん 「いえ、そちらはまだなんですけど、でも首の調子が良いんですよ」


さて、AさんとBさん、どちらが早く回復していかれるでしょうか?


もうお分かりのように、良くなった点、改善した点だけに喜びを感じれるBさんなんです。

もちろん具合の悪い所や状況をお聞きするのが、私達治療家の仕事なんですが、いつの頃かから忘れましたが、患者さんのこういった思考パターンに気づきました。

近年では「引き寄せの法則」のお蔭で、その論拠が明快にわかりやすくなりました。

これは他の日常生活においても、同じような思考パターンをしていることに気づきます。

望むものに焦点を当て引き寄せる。望まないものに焦点を当てても引き寄せてしまう。

 病は、引き寄せの原理を学び実践してみる良いチャンスです。

下記の著書には、健康と引き寄せの法則、ダイエットや富のことをわかりやすく書いてありました。



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