当ブログで3/28に放射能汚染水に有効かもしれないとご紹介した逆浸透膜浄水器。4/19放送のTV東京系列の「ガイアの夜明け」(BSジャパンでは4/22、4/24再放送)で安全性が確認されたと放映されていました。

 大阪のとある浄水器販売会社が、福島県・飯館村のため池から放射能汚染された水(ヨウ素131は533ベクレル、セシウム134は12.6、セシウム137は12.9ベクレル)を汲んできて、それを逆浸透膜浄水器を通して真水にしたものを水質検査に出しました。3種とも浄水後の検査値はすべてND。「検出できず」となっていました。登場した専門家の大学教授も、安全だと言明していました。

 逆浸透膜浄水器が放射性物質をも除去することは、知識としては知っていましたが、このように実際に検査を行い、この時期に公共電波で放映されたということは、一応間違いのない情報だと思います。

 しかしすでに、逆浸透膜の販売会社には注文が殺到しているとのことです。

 この浄水器を購入する時の注意点一つ。ネット上で本体価格がかなり安いものもありますが、この浄水器は定期的にフィルター交換(高性能のタイプは5本)が必要ですので、本体価格も将来のフィルター交換代金もよく調べた上で、安心できる会社から購入された方がいいと思います。本体価格だけ安くしてフィルター交換代金が高いこともありますので・・・。

 逆浸透膜浄水器は元々が単純な構造の浄水器です。簡単に壊れるものではありませ。5~10年程度使用すると、アンダーシンク・タイプの場合は貯水タンク内の膜が塩素による劣化によって破れることがあるか、加圧モーターを取り付けている場合には、電気部品なのでモーターが故障することがある程度です。いずれもパーツ交換のみでOKですので、フィルター交換さえすれば長期間使用可能なものです。