今日は無事に生体中枢エネルギー開放療法のプロ・コース終了。脳幹の開放、そして心の開放のテクニックをしっかりと身につけていただきました。

 その後自宅への帰り道、数日前から体調が崩れて寝込んでいるという母の家へ駆けつけました。

 話を聞いてみると、連日TVをつけっぱなしで東日本大震災のニュースを見ていると、自分が神戸の震災時に生き埋めになってレスキューに救出された時の体験を思い出し、あの時の恐怖感や寒さ、辛さが甦ってきた。今回の被災者の気持ちとダブって、ふとんの中で毎日涙ぐんでいたら、食事がのどを通らなくなってしまった。何を食べても全部嘔吐してしまい、ふらふらして寝込んでいるとのこと。おまけに母は長崎出身で、身近に原爆体験をしているものだから原発ニュースが追い打ちをかけている。

 さっそく、持って行った生体ミネラル「希望の命水」を飲んでもらい、生体中枢エネルギー開放療法で治療した。治療後すぐに顔色が回復しだし、頭を動かしてもふら付かなくなったとのこと。胃の方は先に届けていた酵素「ディザイン・ブルー」を飲んでもらっていたので、徐々に回復中で嘔吐がなくなったということでした。
 母も83歳。もう少し元気でいてもらわなくては・・・。


さて、私の周りだけでも何人も体調が崩れた震災ニュース。事実を知ることは大切ですが、心に無防備に取り入れて共鳴してしまうと、いろんな問題が起こってきます。下記は昨日の産経新聞のニュース。特に子供たちにも影響が大きいようです。
 情報の取り入れ方には注意が必要ですね。



東日本大震災 震災報道、子供の心理に影響 親が声かけ、不安取り去る工夫

産経新聞 3月20日(日)7時57分配信

 東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。報道として重要だが、幼児には心理的な悪影響が出始めているという。専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」と注意を呼びかけている。

 「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から先生のそばを離れなくなった子、1人でトイレに行けなくなった子や、ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。安心させるような対応を心がけている」

 認定こども園「あいゆう園」(茨城県龍ケ崎市)の大越和美主任は震災以降、園児たちの心の変化に気付き始めているという。

 筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、という母親から話を聞くと、地震の怖さを言い聞かせ、テレビの映像もよく見せていた」。

 こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、『死んだら会えないんだよ』などと話しかけたりする。震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、というのは勘違いで、恐怖だけを抱かせてしまう」と強調する。

 平成7年の阪神大震災後、徳田教授のグループがニュース映像を見た幼児を調査したところ、被災地ではないのに、多くの子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。

 中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な子供もいたという。

 幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、悲惨な映像をなるべく見せない▽親がテレビを見る時には近くにいて、「ママ(パパ)がいるから大丈夫」などと声をかける▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる-などを挙げる。

 徳田教授は「幼児は恐怖を感じても、地震の時に正しく対処できるわけではなく、悪影響の方が大きい。不安を取り去るよう工夫してほしい」とアピールしている。(草下健夫)