『へバーデン結節』


あまり聞き慣れないかもしれませんが


指先が変形してしまう症状で


これで 悩んでいる方が 多いですね


へバーデン結節とは


手の指のこわばりや違和感などから


指の第一関節が腫れ 痛み 爪の変形


左右対称に症状が出るなどの疾患で


また ガングリオン(水ぶくれのような嚢腫)


を作ることもあります

ヘバーデン結節


 

見た目は リウマチと似ていますが リウマチとは違い


ヘバーデン結節は 『手の第一関節だけ』が腫れたり変形しますが


関節リウマチは 手の第一関節だけではなく手首や肘 膝など


『全身の関節』に症状が 現れます



そして ヘバーデン結節の原因としては 


『原因不明』と言われています


ただ ヘバーデン結節になった人の傾向として


考えられる原因がいくつかあり


40歳以降の女性 老化現象 親もヘバーデン結節 冷え症 


指を使う仕事をしている 腰や膝も悪い 


姿勢が悪く体がゆがんでいるなどです


また 女性に多い(男性の10倍だそうです)ことで


女性ホルモンが関係しているのではないかとも言われ


さらに はっきりとしたデータはないようですが


親もヘバーデン結節を患っている 


家族にヘバーデン結節になった人がいる 


というケースもあるようで 


ヘバーデン結節は遺伝するのでは


とも考えられています


このように 原因が はっきりしない疾患ですね



因に 鍼灸や東洋医学 各種の整体などでは


内蔵を原因とした考え方や


また 筋膜などや骨格変位が原因など


様々な考えで施療されておりますが


改善されたケースも多く聞きます


本当に何が原因かが 解りませんね



先日 私の所にも 60代の女性の方で


問診書では 主訴は 腰痛でしたが


ヘバーデン結節の方が来られ お話を聞くと


仕事で包丁などを掴むときに


手が こわばり握れず 痛みも伴うので(特に右)


何件かの病院や整形外科で診てもらったが


すべて『老化現象』で処理され


塗り薬 消炎鎮痛剤を処方されるだけで


全然善くならないので


『あきらめている』が 仕事で使うので


『辛い』とのことでした


なので あきらめる前に ヘバーデン結節も


診させて下さいと お話しし 


一番痛む指に触れさせてもらうと


脳の視床下部 下垂体周辺に抵抗を感じたので

(ホルモン調節をしてくれるところです)


蝶形骨を中心に視床下部 下垂体を意識しながら


頭蓋骨を整え 手の状態を聞いてみたところ


こわばりも無く 握っても痛くなくなったが


第一関節部を触ると少し痛むとのことだったので


もう一度 痛みの残る箇所に触れると


今度は 右足の足首下の距骨に抵抗を感じたので


距骨と筋膜を整え もう一度握ってもらうと


握っても触っても痛くないとのことでした 


(自分から言った手前 善くなってよかったです


この事から ヘバーデン結節は


最初の方で述べた事柄の混合症状で


一人一人で要因の組み合わせが異なる


疾患じゃないかなと 思っています



なので まずは 病院等で 


リウマチの検査を受けてから


整体などの施術をしているところで


診てもらうのが 改善の近道かと


思います(^_^)


また どんな症状でも

” 改善の道 ” は あると思っているので

何事もそうですが 

あきらめないで 下さいね


きっと 善くなる方法があると思います o(^-^)o