第1話

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けだるい。何も感じない。心がカラカラに乾いてしまった。

何か刺激が欲しいな。でもそれすら探すのをおっくうに感じて。ベッドに横たわったまま、天井をただ眺める。真っ白な世界の中、このまま消えてしまいそうだ。

何か。なんでもいい、誰か私の心を潤して欲しい。


と、その時ピロンとLINEが届く。誰?部活関連?今は対応する気が起きない。が、暇を持て余してるのは事実。ホンの気まぐれでLINEを開くと、やはり部活の後輩。しかも、部活のグループLINEじゃなくて個人宛だった。雅?珍しい。あまり話したことは無いが、ちょっとドジっ子だけど、いつも皆の中心にいる明るい子。なんの話しだろう?そして私はその個人LINEを開く。すると文字もなく、ただ1つ。



だけが送られていた。

?どういう意味?分からない。まぁ、いっか。ほっとこう。




私はこの時、選択肢を間違えた。この時に連絡していれば、あんなことにはならなかった。

人には分岐点がある。間違えば大変なことになるのに。今の私にはそれが分からなかった。






to be continued…




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