日記:'23年三木金物まつり | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

勢州たぬき工房の木工したり直したり

2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
Twitterにも同じハンドルで出ています。日々の最新情報はTwitterへ。

こんばんは。たぬきてす。

糸魚川全国削ろう会にむけて、売物を日々作っております。これを書いてるのが大会前日で、ようやく梱包まで出来ました。


それはさておき、今年も三木金物まつりに行ってきました。そこで、買った物の紹介を。


買った物のはこれ。2万円くらい使いました💦


彫刻刀、全部で3000円。生反りはうれしい。研いでみて硬ければ良いのですが。
繰り小刀みたいなのはバリ取りに使えそう。

繰り小刀、裏の平面は出てなさそう。これは残念。彫刻刀は高級品でも裏は狂ってるし表はバフ研磨仕上げが多いように思います。
そういうものだと思って、狂いは自分で直しますね。刃を抜いて研がなくては。
生反りの裏は、ぱっと見よさそう。砥石に当てたらどうなるのかな😅

伊予砥ハイパー。
今までの伊予砥とは、採掘場所が異なるらしい。願わくば砥粒の砕けが良く、滑走が良く、ソコソコ硬いと良いですね。

削ろう会が終わったら整形、面出しです。

鋸のアサリ取り。
これ自体は古い製造でしょうが、未だに新品が売られていますね。
古い鋸を再生する時に役立ちそう。鎚によるアサリ出しなんて一生出来そうもないですから。

SANDVIKの金鋸。
スェーデン鋼好きにはたまらない。刃の向きを変えると壁際の物が挽ける様になり、便利機能になってます。そして、アルミダイキャスト製で軽い。
だめなのはダイキャストのバリ取り。雑ですね。日本製なら考えられません。
国民性かな🤔

この頃はバイメタルではなく、丸のままのハイスぽい。

これがそのバリ。ケガしそう(笑)

グリップはエルゴミックデザインで良さそげ。だけど、これは鋸を引っ張るネジを兼ねており丁度良い角度まで回さないと意味がない。ゆるすぎたり張過ぎにならなければ良いのだけど。
このアイデア、良いんだか悪いんだか。

津村の305mmの草刈刃。
一般的なのは230mmもしくは255mm。
305mmは主に山林用ですね。平地では、この305mmが早く刈れて気持ち良いのです。(余計なお節介ながら305mmが使用できる草刈機は限られています。もし使うのなら事前に草刈機取説にて確認してくださいませ)
金物まつりでも、津村のブースはひときわ長い列が出来ていました。皆さん指名買いなんですね。びっくりです。
刈刃メーカーは他にもあるのですが、列ができるのは津村さんだけでした。

黒檀の厚いストリップ。
たぬき工房では小さいものを作っているので、こんなサイズでもめっちゃ使いでがあります。

縞黒檀は基本、偽物が無いので安心して買えます。

藤田の鏡面丸鋸のバルク品。
毎年、三木金物まつりに呼んで下さる大工さんのお勧め。
1枚5000円超えの物は初めて買います。そしたら、おまつり価格で格安に。持ち帰って使うのが楽しみ😄

新潟精機の短い鋼尺。快段目盛の販促や名刺として作られた物ぽい。
産業用機器を触る際、こういった狭いところで使える鋼尺は使い勝手が良い物です。ちな、一番下の短く切った鋼尺は、たぬきが23歳頃から使ってる物。

新潟精機から回答がありました。
ご紹介ありがとうございます❗️新潟精機です。
こちらはノベルティのため精度保証がありませんが、5cmスケールは販売用もございます。
5cmという呼び寸がJIS規格外のためマークは入っておりませんが、販売用は15cmスケールと同様に検査済ですのでぜひご利用ください。
だそうです。

と言った所で、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。