製作:'23削ろう会に向けて売物製作中 | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

勢州たぬき工房の木工したり直したり

2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
Twitterにも同じハンドルで出ています。日々の最新情報はTwitterへ。

こんばんは。たぬきです。

最近ブログアップしておりませんが、工房では日々製作しております。

11月の削ろう会全国大会で販売するべく売物を作っております。

詳細は現地にてということで制作風景などを。


厚みを揃える飛行機鉋。

組子細工なんかで使う鉋です。


バリ取り用の刃物を自作しました。
カッターから削り出して

こんな感じ。
でも、カッターでは薄すぎて腰が足りません。今度作り直そうと思います。

印刀と比べるとこんな感じ。


量産体制に入っております。
と言ってもしれてますが。

量産にあたり、品質を一定に保つ必要があります。その為に専用治具を作っています。これらもおいおい改良しながら進むことになりそうです。

今回は楢材や樫材を多用しております。6月に買った与板鉋鍛冶水野さんとこのお弟子さんである似鳥さんの寸四が活躍しています。ちゃんとした鉋は長切れするのでありがたいです。

たぬき工房謹製のテーブルソー。

今回は真鍮板を切っております。

ニッパで凹みをつけて、手で折って、両頭グラインダーで整えて、バイスと木槌で曲げて、両頭グラインダーで面取りして、ダイヤモンドヤスリでバリを取って、ドリルで穴開けして、裏から面取りドリルでバリを取って、表から皿ザグリをしてと、チマチマ加工しております。

鬼目ナットのネジ山に両頭グラインダーでスリットを入れ、硬木用に改造します。
安く入手出来るものを選んで自分で加工すれば支出を抑えられますから。

できた。

てな感じで日々過ごしております。
と言った所で、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。