整備記録:リサイクルショップで買った扇風機を直す | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
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こんにちは。たぬきです。

毎日暑いですね。(まぁ、今日は台風で大雨。涼しいですが💦)


さて、リサ屋で壊れた扇風機を500円で買ってきました。今回はこれを直します。


これは10年以上使ってる卓上扇風機。もう寿命が来ています。軸受がガタガタです。これをポンチで締めたり等、悪あがきして延命していました。が、いい加減新しい物を買おうと考えていた所でした。

弱中強の内、中強が接触不良で弱しか使えないそうです。接触不良なら簡単に直るでしょう。と甘く考えます。
値段は、先週見たときは700円。今回は500円に値下げされてます。これは買いですな(笑)

工房に持ち帰って試運転。そしたら、中も強も押してる間は廻ります。でも手を離すと止まります。なんだ、接触不良じゃなくてスイッチのロックが効かないだけです。

さっさとバラしましょう。

黒い半透明の四角い箱がスイッチのユニット。


外してから、弱中強それぞれ押して動作を確認します。
なるほど。矢視部分のプレートが固着してますね。これらプレート群が動いてロックや解除、また2箇所押せないようにインターロックを司ってる訳です。
原因は分かりました。

スイッチを分解します。原因のプレートがみえますね。

取り出します。奥の長いプレートがロックと解除をしています。他のボタンを押した時に、元のボタンを解除することもしています。手前の2枚は同時押し禁止をしています。
やはりこれらが貼付いていました。

油が酸化してネチャついていました。バーツクリーナとウエスで清掃します。

元に戻して完成。
動作確認を行い正常動作を確認しました。
今回は楽勝でした。 

と言った所で、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。