農作業:古いクボタB7000トラクターを整備する | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
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こんばんは。たぬきです。


今年も暖かくなりましたね。畑も絶賛、草が伸びつつあります。


荒起しを始めましょう。
ここ5年くらい使ってなかったトラクターを復活させます。クボタのB7000。60年くらい前のトラクターです。当時、ベストセラーで全国津々浦々に売れに売れた名機です。おかげで、未だに農家の片隅で見かけますね。使ってる人となると中々見かけませんが。
まずはクーラントを補充します。補充するのは水なんですけど。このモデルはウォーターポンプがありません。エンジンが熱くなる事で自然対流が発生し、ラジエーターと循環させてるわけです。


オイルも交換します。オイルパンから下抜きします。上からヤンマーのシングルグレード30番を入れます。

耕耘アタッチメントにはギアオイルを補充します。どうせ漏れ漏れで無くなってるでしょうから300cc程、勘で補充します(笑)
後で分かりましたが、やっぱり漏れてました。

ステアリングがガタガタで遊びが多すぎます。アスファルトを高速(と言っても15km/hですが)直進時に、ハンドルを左右にオラオラと60°位振ってもタイヤは動きません。
ステアリングギアボックスのウォームギアにガタがあるんでしょうね。
通常、ステアリングギアボックスにはガタ調整ネジが有るのでこれでガタ0に追い込みます。結果、レスポンスがグンバツになりました。大成功です。

一通り様子を見てから、いざ畑へ。
伸び始めた草ごと耕耘して荒起しを終わりました。来週、もう1回起こしてから畝立てですね。
草刈りも始まったし、農家のおっさんになるシーズンがきました。

と言った所で今日はここまです。
以上、たぬきでした。ではでは。