研ぎ:機械作里鉋1分を再生する5 | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
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こんにちは。たぬきです。

機械作里鉋の続きを。


前回は木栓を打込んだところまででした。


木栓をダボ切りで挽き落としてから突き鑿で仕上げます。隙間が出てきましたね。これは次回下端を接着するときに埋めます。

鉋台の分割面が凸に反ってました。
定盤に貼ったペーパーで平面に仕上げます。

平面になった分割面を基準に下端の取付面をトリマーで浚います。

これで、大事な面の平行が出ました。
鉋身との平行は実際に組んでみて、当たりを見ながら調整ですね。

きれいになりました。

古くてガタガタになっていた面ですが、
頭から尻までピシッと平面が通るとさっぱりしますね。

次回は下端に穴を開け、接着するつもりです。

と言ったところで、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。