こんばんは。たぬきです。
小鉋の刃が緩くなってきたのでエポキシで修正しました。
まず、表馴染みを整えます。スクレーパーで軽く削って表面の汚れや油をこそげます。こうやって、エポキシを強固に接着させる下地とします。
次に鉋刃の表に鉛筆を擦り付けて離型剤とします。エポキシを表馴染みに擦付ける様に塗布します。
鉋刃を差します。刃先が下端より2mm程度引っ込んだ位置まで差込みます。

固まったら鉋刃を抜きます。今回は5分硬化のエポキシで1時間待ちました。
エポキシの表面に鉛筆の痕が転写されてますね。

余計なエポキシを取り除きます。
道具立てはこんな感じ。先日買った切出し「左」の出番です。
右端の小鉋の刃はスクレーパーとして使っています。

しのぎ付近にはみ出た分を薄鑿で取り除きます。

押さえ溝にはみ出た分を取り除きます。切り出しで縁を切っておきます。

こういう作業に切り出しが要るんです。印刀では届かないので。

ホント道具は持ってるだけで、やれる事が広がります。

刃を収めました。叩けばちょうど良い硬さで刃が出ます。
仕込み時にエポキシ使うと下手っピがばれるので悔しいですが、結局は台が乾燥して透いてくるのね。そしたらエポキシを入れるわけで。
薄削りなんかだと、エポキシ入れた方が刃先が安定して薄くなりそうな気がします。でも、エポキシは使いたくないねぇ。ただのわがままですが(笑)

と言った所で今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。