製作:台直し定規を作る | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
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こんばんは。たぬきです。
鉋の台直し定規の事を。

鉋を使うに当たり、下端調整はめっちゃ大事ですよね。削ろう会みたいな競技でなくとも、キッチリ整えておきたいものです。
そこで刃口近くを真直ぐに削れる様、台直しの定規を作りました。

たぬき工房の製品として、2019年に試作1号を作ってから、少しずつ改良を重ねてます。
これは去年の作。台直し定規で寸八を挟むと定規が固定されます。このまま台直し鉋を滑らせれば真っ直ぐに掛けられる訳です。

小鉋にも使えます。

実際には片手で定規をつかみ、片手で台直しを掛けます。

この時は実際に職人に使ってもらって意見を伺おうと、モニター用にまとめて作りました。

ノギスで測りながら手仕上げなので時間が掛かります。

接着

これは別のタイプ。

量産出来るのは何時の日やら💦

と言ったところで、本日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。