包丁:雨の日用の研ぎ台を作った | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
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こんばんは。たぬきです。
今日はお休みなので趣味の話を。
先日、研ぎサミットが開催されまして、その中のイベントで切ろう会というものがありました。15分の包丁早研ぎ競争です。よく切れるようになった方が勝ちというルールです。詳しくは検索頂ければ。
で、私ですが予選落ちでした。反省点が多々あるので、近いうちにまとめてアップします。
これがその包丁。予選落ち直後のものです。
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これを、今週ずっと研ぎ直しております。10時間は研いだかな。
切れ刃の形はほぼできたのですが、均一に曇らせることができず、手持ちの砥石を総動員で試行錯誤中です。問題は引け傷が出ること。少しずつ分かってきたのですが、納得できる仕上がりには程遠いですね。
で、今日も朝から研ぎたかったのですがあいにくの雨。私の研ぎ場は、ここのところ屋外なので雨は困ります。
そこで、雨の日用の研ぎ台を作ることにしました。
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ペール缶に取り付けられるようにしました。
コンテナが小さいですが、水差しを併用なので問題ありません。
材料は、ホームセンターの1x4材と檜の端材とコースレッドビスで合計700円。コンテナはダイソーで100円です。
砥石の台となる檜の端材は、鉋掛けしてみましたが、逆目は止まらず、節ではけつまずくで、うまくいきませんでした。刃口が広すぎる、下端が歪んでいることが原因と思っているのですが・・。道具を使うのはどれでも難しいですね。
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コンテナを外した状態です。コンテナのガタつきを防ぐため、材を彫り込んでインローとし、コンテナをグイと押し込んで固定するようになっています。
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裏側です。ペール缶に固定するための爪を付けました。ペール缶を少したわめて押し込むと固定されます。
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鉋を研いでみました。これで雨の日も研げますね。
ではでは。