字がうまくなる方法 ①~⑩まとめ

①リズム感

②遅速

③反動

④手を解放する

⑤突く

⑥弾む

⑦指を曲げすぎない

⑧紙はただの紙じゃない

⑨紙にくい込む

⑩蔵峰

今まで「字がうまくなる方法」を書かせていただきまして、

⑰にまでなりましたのでいったん今まで⑩までの分を「まとめ」として説明させていただきます。

体の使い方などは次にいたします。文字を書くということは、

毛筆・硬筆に限らず紙と書くもの(筆)との関係がとても大切なものです。

ツルツルすべる紙にうまく書くことは形にしか目がいっていないことになります。

つまり字の形しか見ていないということです。文字はお手本を見て書くものではありません。

よく「きれいに書く方法を教えてください」と言われます。

きれいに書くことはお手本を見てゆっくりとなんども繰り返していけばいずれ書くことができることです。

文字を書く人の内面を観察していないということになります。書く人の癖、書く人の姿勢、

書く人の筆の持ち方などで変わってくるのです。そして「文字は人を表す」と

言われるようにその人の心も表すのです。

ですので長い時間と苦痛で身につけるものではないと思っています。

文字を書くたびにお手本が必要になるようでは実用的にはなりません。

少しずつ姿勢を直し、持ち方を覚え、癖を直すには長い時間が必要だと考えます。

お手本なしで書くことができて、上達が早く、あまり苦労したくない人には

この自分の癖を生かして自分らしい文字を書くようになって欲しいということです。

これはあくまでも私の思うところですので、あまり難しく考えないで気楽に聞いていただければと思います。

①から⑩まで通してそのことを説明しています。

どのようにして紙を意識するかにかかっています。紙は文字を自分らしく書くにはとても必要な道具です。

紙を利用してうまく文字を書こうと説明しています。腕に覚えさせることになるかと思います。

紙を意識するだけで文字がうまくなるということをお知らせしたいです。何はともあれ。

今回はいったん「まとめ」ということで書かせていただきました。