皆さんはじめまして、今回は地球の自転の向きが反対であることについてお話をします。
● 台風の風の向き
今、私は日本に住んでいますが、夏になると台風がやってきます。台風の写真は下図のようになります。
(日本の気象庁より。衛生ひまわりからの映像)
また、下記リンクから気象庁のサイトにいけます。そのサイトでは、気象写真を動画として公開しているので、台風の風の向きがよく分かります。
台風は、周囲と比べて低気圧であり、さらに中心に近づくにつれて気圧が低くなっています。そのため、台風の中心に向かって風が吹いています。そして、ここが重要なのですが、台風の中心へと向かう風は反時計回りに回っているということです。ちなみに、この風向きは北半球にある日本には当てはまりますが、南半球の地域では風向きが逆(時計回り)になりますので注意してください。以下では、北半球の場合だけを考えることにします。
地球表面の風は、地上の障害物の影響で、摩擦により地球の自転方向に力が加わっていますが、上空の方では、摩擦の影響が小さくなり、空気はほとんど摩擦の影響を受けていません。
●コリオリの力とは
コリオリの力というのを聞いたことがあるのではないでしょうか。私も昨日まで名前しか知らなかったのですが、高校物理の参考書「新・物理入門(山本義隆 著)」に説明が載っており、理解することができました。この本では、図を使って説明されていて分かりやすかったため、該当ページの写真をここに載せたかったのですが、著作権の関係で出来ません。私なりに言葉で説明しますと、「摩擦のない滑らかな円盤があって、それを上から見て反時計回りに回してあるとします。この円盤の中央から外側に向かって玉を投げると、摩擦がないのでまっすぐ右に直進します。では、円盤の上に人が立っているとして、この人から玉を見た場合は、どのように見えるでしょうか。まず、玉が円盤状の人に向かって投げ出された瞬間では、玉はその人に直進してくるように見えます。そして少し経つとその玉は段々とその人から見て左側にそれていくように見えます。つまり、その玉は進行方向に対して右に曲がるように見える、これがコリオリの力です」となります。
言葉ではよく分からないと思います。なにか分かりやすく説明してくれるサイトはないかと探したところ、次のサイトが見つかりました。見てみてください。(ちなみに、コリオリさんの写真が載っています。とても良い顔をしていると思いました。)
●地球は独楽(こま)を回す向きに回っている
台風では、その中心に向かって風が吹いています。コリオリの力によると、地球を北極側からみて反時計回り(左回り)に回した場合、台風の風は進行方向に対して右に曲がるはずですが、実際はどうなっているでしょうか。どうだったかな、という方は記事の始めの方にある気象庁へのリンクを参照してみてください。あれ、台風の風は左に回っているのではないですか。何が、間違っていたのでしょうか。そうです、「地球が、(北極側から見て)反時計回りに自転している」という仮定が間違っているのです。正しくは、地球は北極側からみて時計回り(右回り)に回っているのです。皆さんは子供の頃、独楽(こま)を回して遊んだことはありますか。独楽に紐を巻き付けて回すと右回りに回転します。私は神様も同じように地球を回しておられるのではないだろうかと思っています。
(2025年9月4日 追記:コリオリの力については、この記事を書いたあとで、自分の理解不足に気づいたため、別の記事を書きました。)

