たまに、ふと思い出す。
白髪の小太りのおじさんを見た時とか、
カールのおじさんみたいなひげ生やした人みたりとかすると。
くまちゃんのこと。
最後に会ったのは一昨年のクリスマス。
受験がんばれって言ってくれて。
23日はくまちゃん誕生日だったのに
私、なんにも用意してなかった。
おめでとうって言っただけで、いつでも会えるような気でいたから。
また会ったとき渡せばいいや~なんて思っててさ。
『私にはパパいないから、みんながパパをうざったくなる気持ちなんて分からないよ』なんて友達には言っといてさ、
ごめんね、正直、くまちゃんのことうざったいなーとか、分かってるよーしつこいなーとかさ、思ってたんだ。
一緒に買い物行くのもちょっと距離おいたりしたのもさ(笑)
でも、それはくまちゃんが嫌いだからなんじゃなくて、
くまちゃんは私のパパだったんだってこと。
くまちゃんのこと、そうやってうざったいなー、とか思ってたってこと今別に後悔はしてないよ。
ただ、たださ、
最後に会ったときくらい、
もっとさ、もっとなんかあったんじゃないかって思うんだ。
例えば、ありがとうとか。
ごめんね、とか。
大好きだとか。
考えたらキリがないくらい、
伝えたいこといっぱいある。
くまちゃんはいま、どこにいますか?
最後のとき、何を思った?
会いたかったなー、とか思ってくれた?
ごめんね、ほんとごめんね、
今すぐ会いにいきたいよ。
だけど、私は今、生きてるから。
ままのこと一人にするわけにいかないしさ。
最後まで親孝行できなかったから
これくらいはさせてね。
夏には大阪に会いに行くから!
約束だよ。
ずっと、笑顔でね。