会社の上司に厳しく叱咤されたことを、その後何時間も思い出しては心の具合を悪くしている人がいますが、上司に叱咤されたことなど、全く重要なことではありません。すぐに忘れるべきです。
怒りのマネジメントが下手くそな上司は世の中にいくらでもいます。必要以上にキツい口調で部下を責める上司のうち、結構な割合の上司が自責の念にかられ精神科に来ています。部下が知らないだけです。彼らはついつい厳しい口調で言ってしまう自分に苦しみまくっているのですが、自制が効かず、全然良くならないだけのことなのです。社会生活でもっとも大事なスキルが自制心なのに、上司にもなってそれが身についていないのです。放っておきましょう。そんな未熟な人間にかまけている場合ではありません。誰もが皆、人生の時間は等しく有限なのです。
一方、そういう上司の振る舞いの記憶を即座にゴミ箱に捨て、心を切り替えられないのは自分自身の責任です。集中力が未熟なのです。どうでもいい情報を捨象し、重要な情報に注意を注ぐという能力が未熟だと、終わった話をずっと手放せず、グズグズグズグズこだわり続け、自分の貴重な時間を無駄にします。それは自分自身の責任です。そこを直す必要があります。上司はそれを教えてくれたのです。
人の振り見て我が振りを治しましょう。