治療成果は主治医次第です。精神科は今、患者数が爆発的に増加し、どこの病院クリニックも人手不足にあえいでいます。外来だけのクリニックは特にその傾向が強いのではないでしょうか。すると経営者によっては、精神科の基礎研修すら受けてない専門外のドクターをアルバイトに雇ったりするところもあると聞きます。

このような状況で、皆さんは今、有象無象の精神科医の中から、主治医と呼ぶに相応しい医者を選び抜かなければなりません。そして選択を間違えると、下手をすれば死んだり、廃人になる可能性すらあるのです。なので主治医選びは本当に大事です。

こんなにたくさん薬を飲んでるのに全然良くならない!

そういう人がずいぶんいるのではないでしょうか。「精神科あるある」では困るのです。病気の治療をしているなら、少しずつでも良くなっていないとおかしい。良くならないなら良くならない理由を探し検討し、患者に説明する義務が医者にはあります。なのにそういうこともしていない。

良くならないのに薬だけ飲んでいるうち、時間ばかりが無為に過ぎ去り、気づいたら歩けなくなってしまっていた、認知機能が著明に低下してしまっていた、などという悲惨な事態に陥る患者もいます。


医者なら誰でもいい、ではなく、「数少ないが、まともな主治医を選ぶ」という意識を持ってください。