主治医を選ぶ際、物腰の柔らかさや話し方の穏やかさといったムードだけで選ぶことを私は推奨しません。医者の仕事は患者の病状を改善することです。高級ホテルのスタッフではありません。

治療者であり指導者です。患者にとって耳の痛い内容の指導をしなくてはなりません。

患者の機嫌を損ねぬため、必要な説明、指導を行わない医者が今、とても増えています。キレたり泣き喚いたりしつこいクレームの患者が増えまくり、医者もうんざりしている。トラブルを避けるため、患者のいいなりになる医者が増え、言われた薬を処方するだけで診察終了。結果、当然そんなものは治療にならないので、患者の病状は良くならず、ずっと精神科に通い続けることになります。だから精神科外来待合室は人が増えるばかりで決して減ることはないのです。