患者が「調子が悪い」と言えばコロコロ薬を変え、ドンドン増やす医者がいますが、そういうやり方では病状は良くなりません。そもそも調子というものは、健全な状態でもある程度変動するものなので、患者も医者もその変動を許容する脳を持たねばならないのです。要は生きていれば調子の悪い日はありますし、週単位で調子が悪い時もある。そういうことをわかった上で、長い目で患者の病状を観察し、管理できる医者は優秀です。患者が何か言うたび、それに翻弄され、薬の内容や量をコロコロ変える情緒不安定な医者は危険な医者です。そういう自信なげで不安定な対応が患者を不安にし、病状が悪くなるのです。