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統合失調症治療薬の危険性

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統合失調症治療薬の危険性

 毎日新聞が抗うつ剤の問題を取り上げていたころ、共同通信は統合失調症治療薬の問題を取り上げていた。
統合失調症薬服用後に死亡

 厚生労働省は27日、ヤンセンファーマが「リスパダール」の商品名で販売している統合失調症治療薬リスペリドンを服用後に、糖尿病を発症したり悪化したりするケースが今年3月までの3年間に3件報告され、そのうち20代男性1人が死亡していたと、医薬品・医療機器等安全性情報で発表した。

 厚労省は添付文書の重大な副作用に高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡(こんすい)を記載するよう指示した。

 同省によると、リスペリドンは1996年6月に販売開始。昨年度の使用者数は約41万7000人と推定されている。

 死亡例は2005年に報告があったケースで、男性は糖尿病を発症し、敗血症で死亡した。

(共同通信2007年6月27日配信) リスパダールは日本で最も売れている抗精神病薬で、主に統合失調症に対して処方される。これは新しい世代の薬であり、統合失調症に対して使われてきた従来からの薬(定型抗精神病薬)と対比して、非定型抗精神病薬と呼ばれる。日本で使われている非定型抗精神病薬は「リスパダール」「ジプレキサ」「セロクエル」「ルーラン」「エビリファイ」である。

 これらの薬は「副作用が少ない」と言われるが、あくまでも従来の薬と比較しての話である。比較する対象が悪ければ何でもよく見える。ゴキブリが多いボロアパートでも、公園のベンチよりはましである。副作用という観点からすると、患者にとっては「どっちがよいか」というレベルではなく、「どっちがまだましか」というものである。

 今回はリスパダールが取り上げられたが、同じ非定型抗精神病薬では、既に同様の危険性が報告され、警告が出されている。「ジプレキサ」と「セロクエル」については、今回のリスパダールと同様の死亡例が出て、緊急に安全対策上の措置をとる必要がある場合に発出される「緊急安全性情報」が2002年にそれぞれ出されている。
http://www.info.pmda.go.jp/kinkyu_anzen/kinkyu_index.html

 私は、統合失調症治療薬の副作用で苦しむ人を何人も見てきた。もしも、これらの薬がその名称の通り、統合失調症を「治療」することができるのであれば、これらの副作用について我慢する価値はあるかもしれない。しかし、精神科医はこのように発言する。「一生薬を飲み続けなければならない」「治るか治らないかの問題ではなく、大切なのはいかに病気と付き合うかである」「薬を飲まないと再発するぞ」

 こんなことを言う精神科医に限って、薬物治療以外の方法を患者や家族に示さない。薬物療法以外の代替療法を行っている医者が成果を上げていても、「あり得ない」などと無視する。そして、多くの患者を終わりのない薬漬け地獄に落としている。

 一番の問題は、本当に患者や家族にとって必要な情報がないということである。薬物療法以外の方法も知らせられ、薬物療法の効果とその危険性について十分に知らせられて初めて、患者や家族はスタート地点に立てるというものである。その上で自ら薬物療法を選択する人もいるだろう。しかし、多くの患者は選択の余地なく、危険な副作用も知らされることなく、半ば強制的に薬を服用させられている。

 患者は一体誰のために薬を飲むのであろうか。薬で感情を抑え付けられ、副作用で苦しむ人を見ると、その人の利益というよりも、その人を抑え付けておきたい周囲の人々や、患者を食い物にする精神科医や医療産業の利益のためであるような気がしてならない。

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(転載元 精神科医の犯罪を問う)

http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/33996222.html