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不登校の17歳少女に電気ショックを勧める精神科医

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17歳少女に電気ショックを勧める精神科医


今日はこの記事を見てビックリ!!しました。まずは皆さんも読んでみて下さい。
http://www.asahi.com/health/soudan/jhealth/TKY200611150341.html

[自律神経失調症](06/11/20)
6年間治療をしているが、ふつうの生活を送れる日は来るのか。

問い 17歳・女性。6年前から自律神経失調症の治療を続けています。昨年から症状はますますひどくなり、ほとんど寝たきり状態でトイレに行くのも難儀(おっくう)です。くすりも増える一方で苦しくて悲しい毎日を送っています。同年代の子たちが毎日楽しくすごしていると思うと、自分は何をしているのだろうとよけいに憂うつな気持ちになります。私の病気は治るのでしょうか。また、将来、ふつうに生活できる希望はあるのでしょうか。

答え  精神科医の診察を受けて治療法を再検討しては

(回答者:大熊クリニック院長 大熊輝雄)

 自律神経失調症という「病名」は正式な病名ではなく、自律神経に関係がありそうな症状、たとえば全身倦怠感、頭痛、めまい、動悸、発汗、のぼせ、食欲不振、不眠などの症状や訴えがあるが、これに対応するはっきりした身体的異常が見つからず、病名がつけにくい場合に、仮に自律神経失調症と呼ぶ場合が多いようです。

【うつ病の疑いもある。薬物療法や電撃療法も】

 相談者が17歳の女性で、6年前(11歳)の頃から自律神経失調症といわれてきたとのことですから、これまで6年間正式な病名がつけられていなかったということになります。

ご質問には、具体的にどういう症状があるのか記載されていないのでよくわかりませんが、家で寝たきりでトイレに行くのも難儀、外出もできない、苦しくて悲しい、ほかの子どもがうらやましいということになると、次のような病気が考えられます。
 第一はうつ病です。うつ病は、気分が憂うつで、意欲がなくなって何事もおっくうになり、物事に興味がもてなくなり、引きこもり状態になってしまいます。うつ病は特別な原因がなくてもおこりますが、学校でのいじめ、学業についていけない、家庭の中で両親の間、親子の間に問題がある、引っこみ思案な性格などの精神的・環境的な原因でおこることもあります。薬物療法で十分な改善が得られないときには、電撃療法が有効な場合があります。

【まずは病気の正体をはっきりさせること】

 次に考えられるのは、種々の精神的原因で、不登校のように引きこもり状態になることです。不登校(登校拒否)は学校でいじめられる、先生とうまくいかない、友達がつくれない、学業成績が上がらないなど、いろいろな原因でおこり、登校しないほうが楽なので、いつの間にか習慣になってしまうことがあります。睡眠覚醒リズム障害といって、昼夜のリズムが逆転したりして、昼間に眠く、やる気がおこらなくなる場合もあります。
 いずれにしても、精神科医の診察を受けて、どういう病気なのかしっかりと診断してもらうことが大切です。場合によっては入院してそれまでの家庭環境から離し、日常行動、睡眠覚醒リズム、性格などを詳しく観察する必要があります。治療は原因となる病気によって異なりますが、長引いている場合には、漫然と薬物療法を行っているだけでは改善しない場合も少なくありません。
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ビックリした理由
①17歳の少女に対し、薬物療法や電気けいれん療法が有効だと回答している
②よく読んでみると、不登校(登校拒否)を病気としている

この少女が精神科医のアドバイスに従って精神科で治療を受けたらどうなるのでしょうか?この精神科医は「どういう病気なのかしっかりと診断してもらうことが大切です。」と言っていますが、「うつ病」「ひきこもり」などというのは自律神経失調症と変わらない、いい加減な診断です。その診断には何ら客観的、科学的根拠はありません。そして、そのような病名の下、精神的症状を引き起こす原因となるような身体的要因(ビタミンやミネラルの不足、低血糖症、甲状腺の異常など)は決して調べられることなく、薬物治療が始まります。最悪、この精神科医が勧めるように電気けいれん療法もされてしまうかもしれません。

こんなアドバイスをする精神科医は何者だ?と思って名前を見て納得しました。

この方は、2002年で横浜で開かれた世界精神医学会横浜大会で組織委員長を務めた人でした。要するに国内で指折りの実力者です。年齢は確か80歳だと思います。古くから研究活動をされていた方で、1953年の論文を見ると、生きている人間の脳深部に電極を挿し込んで直接脳波を測定する実験をされていたようです。

精神科医でも「権威」と呼ばれている人がいます。そのような方は、どれだけ人を救うことができたのでしょうか?また、どれだけの人生を破壊してきたのでしょうか?

************************************精神医療現場での被害の報告を受け付けています。
特に、その被害に関して何らかの行動(刑事告発、民事訴訟、内部告発、行政交渉、マスコミへの周知、法律改正の働きかけなど)を起こしたいという方、一度ご相談下さい。
特に情報を集めている事例
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(転載元 精神科医の犯罪を問う)