十旭日というお酒 | 燗酒好きのカピバラさんの日常

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福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋

勢州屋の4代目、太田きょうじゅです。

 

僕は、日本酒が好きで、特にお燗に向いているお酒が好きです。そのためお店の品揃えもそちらにどうしても片寄っていて、数年前には「なんでこんなところにこんな品揃えの酒屋があるの?」とSNSにあげてもらったり、知り合いの酒屋さんからは「変態(品揃えが)酒屋」と愛情を込めて呼ばれたりしているんです。

そんな中でもうちで扱っていて印象的な蔵元さんが島根県出雲市で十旭日(じゅうじあさひ)というお酒を造っている旭日酒造さんです。

初めて十旭日さんのお酒を飲んだのは10年くらい経つでしょうか?新宿のリーガロイヤルホテルで行われた日本酒の会のときでした。記憶が定かではないですが、ホテルの大きなホールで行われた酒の会で、たぶん20蔵くらいが出展されていたように思います。

その頃の僕は、とにかく色んなお酒が飲んでみたくて、時間があると展示会やこういった日本酒の会に出かけて行っては許容量ギリギリまで出展されているお酒を飲みまくっていました。

そんな酒の会で旭日酒造さんと出会ったのですが、失礼ながらその時は全く知らない蔵元さんでした。

でも何か惹かれる物があってブースへ行って出品されているお酒を飲んでみたら、派手さはないけれどジンワリと広がる旨みを感じて、いつまでも飲み続けたくなる味わいがとても僕好みで、大好きなお酒のひとつになりました。

しかし当時いくつかの蔵元さんとお取引を始めさせていただいたばかりの頃で、気にはなっていたのですがお取引のお話などはしないまま会場を後にしました。


その後は、島根から遠く離れた福島で旭日酒造さんのお酒を扱っている酒屋さんや飲み屋さんに出会うこともなく、中々旭日酒造さんのお酒を飲む機会はありませんでした。時々、お燗酒を飲むときなどに十旭日さんのお酒を思い出すくらいだったと思います。

 

しかし再び十旭日さんのお酒を飲む機会が訪れます。

有楽町で島根の酒蔵が集まって試飲会をやるという情報が僕の耳に入ったのです。その頃山陰のお酒が僕の中でブームというか、気になっていたこともあり参加することを即決しました。島根のお酒といえば、十旭日さんの他にも、「出雲富士」「豊の秋」「扶桑鶴」「天穏」などなどじっくりと腰を据えて飲みたくなる味わいで、個人的に好みのお酒が沢山。それらも試飲できるとあって、ワクワクしながら行ってきました。もちろん旭日酒造のブースにも寄って、出していたお酒全部試飲してきました。(笑)

そこで思ったことは、「やっぱり十旭日好きだなぁ」ってこと。

その場で、他のお客さんの対応で忙しいところ無理矢理名刺交換させていただき、扱わせて欲しい旨を伝えたんです。

 

これまでにお取引をしているお店さんが優先なので、全ての商品を出すことは出来ないかもしれないけど、という条件でお取引を開始させていただくことが出来ました。

まだまだ力不足で十旭日を地元のみなさんに知ってもらうことは出来ていませんが、近所のお客さんが「まげなにごり」という活性酒を気に入ってもらって、飲み会のたびに買いに来ていただいたりしてとても嬉しかったです。

一度蔵元にも行ってみたいと思い立ち、1泊2日の強行軍で行ったこともありました。(出雲大社にもお参りしてきたのですが、今のところ相方にはめぐり合えていませんが・・・。)

そのときも丁寧な対応をしていただき、夜の酒飲みにまで付き合っていただいたりと、お酒だけでなく人柄もとても好きな蔵元さんです。

 

今日は、ちょっとだけ酒屋らしいブログ、「僕が好きなお酒」について書いてみました。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!

 

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