新社会人になって2週間が経ちました。まだ体が慣れないですね。でも同期からは『みんな「大学生感」は抜けてきたかな』と。自分の中でもなんとなくですが『社会に出る』みたいなことがやっと認識できだしたかなと思います。若干大学生感は抜けないですが...

 

 さて、「頑張る」と言う言葉をよく聞きます。僕はこの言葉が正直すごい嫌いです。

「頑張る」

・ 困難にめげないで我慢してやり抜く。
・自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我(が)を張る。
・ある場所を占めて動かないでいる。

引用:”頑張るの意味・解説". Weblio辞書.

 https://www.weblio.jp/content/%E9%A0%91%E5%BC%B5%E3%82%8B#google_vignette (参照 2024/4/14).

 

 

 僕はこの中の「我慢してやり抜く」と言う意味合いがすごい嫌で高校時代は

「頑張らなきゃ」と頑なに変な意地を張りながら日々を過ごしていました。そうして行きていくとずっと100%で過ごさないといけないからすごく疲れるし、ストレスも溜まるんですよね...会社の同期からも文言として「頑張る」みたいなことを呟いている人もいて、大丈夫かなと...もちろん頑張るのは大事なことです。ただ、頑張りすぎて、100%を追い求めすぎようとして体を壊してしまわないかがすごい心配なんですよね。

 

 ある時、大学の先輩から「顔晴れ」と言う言葉をいただきました。 当初は2000年代中頃から表現として使用されてきた言葉だそうです。2012年には歌手のLiSAさんのTwitter(現X)でも使われています。

 

「顔晴る」:顔が晴れやかになれるように、笑顔になれるように精進する。

みたいな意味ですね。

 

 この言葉を覚えて、実践してからの僕の人生は高校時代よりは晴れやかな日常だったかなと思います。突っ走り続けた僕の人生にブレーキをかけてくれる友人達がいてくれて、叱咤激励も交えながら、人間として成長させてくれる先輩や、僕のことを慕ってついてきてくれる後輩にも巡り会え、充実した4年間を過ごせました。

 

 後輩たちにも『「頑張る」んじゃなくて、「顔晴る」んよ。身も心も壊れちゃがんばる意味ないっしょ。みんなの顔が晴れやかになれるようにがんばろうぜ。』みたいなことを(先輩風を吹かせながら笑)言い続けてきました。それが今の後輩たちの指針にもなっているようで個人的にはすごい満足しています。

 

 社会人になって、「頑張る」ことが多くなってくるのかなと。どうしても気を張ってしまいがちな僕は原点に立ち返って「顔晴る」ことができるのかな?と思っています。現時点での今の僕には社会人としての目標が定まってなく、ただ、日々を悶々と過ごしているような感じですが、どこかで「顔晴る」要素を見つけて、そこから自分の色を出していけたらいいのかなと思っています。

 

 明日からも顔晴ります!

 

参考:神戸郁人. "「頑張る」なぜ「顔晴る」に? 現代人をむしばむ〝努力至上主義〟". withnews. 

(参照 2024/4/14).)

 

 

 2024年4月14日 Mrs. GREEN APPLEの新曲『ライラック』を聞きながら