【ペテロの変容、その6 お前たちは私の友だ】#060

今日はいよいよ
イエスさまの最後と言ってもいい
弟子たちに向けた言葉を
『ユダヤに学ぶ変容の法則』から
ご紹介していきます。
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とにかく意味をしっかりと
感じ味わいながら
ゆっくり読んでみてくださいね。
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(引用ここから)
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イエスは、
弟子たちにこのように語りました。
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「あなたがたは、心を騒がせるな。
 神を信じ、私を信じよ。
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 私は天の父の所に
 お前たちの場所を用意しに行く。
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 行って、場所の用意ができたら、
 またきてお前たちを迎えよう。
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 私は道であり、真理であり、命だ。
 だれでも私によらないでは、
 父のみもとに行くことはできない。
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 私を見たものは父を見たのだ。
 私の名によって願うことは、
 なんでもかなえよう。
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 私は平安をあなたがたに与える。
 私が与えるのは、
 世が与えるようなものとは異なる。
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 お前たちは心を騒がせるな、
 またおじけるな。
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 私は去って行くが、
 またあなたのところに帰って来る。
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 私の命令を守るなら、
 お前たちは私の愛のうちにいるのだ。
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 私が私の父の命令を守ったので、
 その愛のうちにいるのと同じだ。
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 これを話すのは、
 私の喜びがお前たちのうちに宿り、
 喜びが満ち溢れるためだ。
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 私の命令とは、
 私がお前たちを愛したように、
 お前たちも愛し合いなさい。
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 人が友のために自分の命を捨てること、
 これよりも大きい愛はない。
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 お前たちがこのことを行うなら、
 お前たちは私の弟子ではなく友だ。
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 お前たちが私を選んだのではなく、
 私がお前たちを選んだのである。
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 私には、
 お前たちに言うべきことがまだ多くある、
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 しかし、
 お前たちは今はそれに堪えられない。
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 しばらくすれば、
 お前たちはもう私を見なくなる。
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 しかし、
 またしばらくすれば、私に会えるだろう。
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 お前たちに言っておく、
 お前たちが父に求めるものはなんでも、
 私の名によって与えられる。
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 求めよ、そうすれば与えられるだろう。
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 お前たちは、この世では悩みがある。
 されど雄々しくあれ。
 私はすでに世に勝利したのだ」。
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(引用ここまで)
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「人が友のために自分の命を捨てること、
 これよりも大きい愛はない。」
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そして
「お前たちがこのことを行うなら、
 お前たちは私の弟子ではなく友だ。
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この言葉を読んだ時に
わたしは涙が出てきて
止まらなくなってしまいました。
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だって
イエスさまはこれから
命を捨てるのです。
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つまり
「私がこのことを行うのだから、
 私はお前たちの師匠ではなく友」
なのです。
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弟子たちに、
これから、自分を裏切っていくと
よくよく分かっている彼らに
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それでも
お前たちは、私の友だよと
語りかけているのです。
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真実の愛というのは
これほどに深いものなのかと
感じずにはいられません。
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いまの小さなわたしに
一体どれくらいのことが
分かっているのか
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そして、ほんの少しでも
そんな愛に生きることができているのか
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ほんとうに何とも言えないのだけれど
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まずは、あなたとともに
どんな境遇にあろうとも
これほどの愛の中で
わたしたちは
生かされているのだということを
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イスラエルの地で
感じることができたなら
どれほどすばらしいだろうと
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そう求めずにはいられないし
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そう求めれば
必ずや、与えられると確信しています。
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この最後の晩餐の後
イエスさまはいよいよ
有名なゲッセマネの園で
天に向かい最後の祈りを捧げます。
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今日もお読みくださって
心よりありがとうございます。