横浜・木風心風堂にて

   絵本作家リカ「わたしいろ」の出版記念会

会場には60名、

オンラインで250名

 素晴らしい時空に、参加者の皆さんの心

 あたたかく、ふわふわとなりました。


  一人ひとりの色彩で

  その時々の色で生きていけばいい




 京都の変容トークライブ



 伊勢で聖書漫談塾全国大会


   そして横浜と

風のように駆け抜けて、明け方津に戻りました。




  今日は大阪のスタジオでYouTubeの収録です。


11月、結局家に滞在したのは12時間


   明日から12月、沖縄に行きます。



  生まれてよかった

  生きてて嬉しい


 62年前の2月27日、
私は、この世にやってきました


 60年以上生かしていただいていると、

いろんなことを経験させてもらうものです。


フジハラレディースクリニックの藤原紹生院長と出逢い、毎年広島の産婦人科で講演させていただくようになりました。


聖書では、
アダムとイブが神の言いつけを守らずに、
知恵の木の実を食べた罪で、
エデンの園を追放されるわけですが、

その罰として男には労働の苦しみ、
女には男に仕え出産の苦しみを与える、とあります。


だから、出産はつらいものだという呪いがかけられているのです。


ところが、
日本の国士である藤原院長は、
「いいお産で、日本を幸せにする!」というのです。


クリニックでの講演会の前に、
ご自宅でお弁当をいただくのですが、
そのときに出産シーンのビデオを観るのが恒例となっています。


さすがに最初はご飯がのどを通らなくなってしまいました。

ノーカット無修正の出産シーンですから。



カラダをねじるようにして飛び出してくる赤ちゃん。


見てはならないものを見てしまった・・・
正直な感想。


でも、
何度か繰り返しみせていただいているうちに、
ふっと不思議な感覚にとらわれたのです。


それは、
自分がこの世にやって来た時の記憶と言ってもよいでしょうか。

母の胎内から出るのは怖かったけれど、
行かなければならない時がきた・・・


 狭い産道を通るのは少しきゅうくつだったけれど母と氣を合わせ、そとに飛びだしました。


そこで最初に聞いたのは
よぉこそ!」だったのです。


どんな状況であったとしても、
生まれて初めて聞くのは「ウエルカム」です。


ああ、
そのことに気づかせてもらえたとき、
心の中にあったカタマリのようなものがあたたかく溶けて流れてゆきました。


 今はどんなに苦しくても、
生まれて来た時、世界は「よぉこそ!」と歓迎してくれたことを思い出しましょう。


この素晴らしい世界は、
私たちを歓迎してくれたのです。


だから、
「生まれてきてよかった」のです。


一番初めはオセロの白いコマ。


今、ここで
生きていることのなつかしさに胸が熱くなって、
生きててよかったと思えたら、
いまここに白いコマを置こう。


生まれてきてよかったと。
その間にどれだけ黒いコマがあっても、
すべて白にひっくり返る。

 だからこれでいいのだ!
生きててよかった。

日本に生まれてよかった!

  一人ひとり、わたしいろでおめでとう!!