「赤塚塾 高仁園」

   広島は呉で開催されました。


 緊急事態宣言の中を

  北海道、九州、東京、関西から仲間が集まってくれ  ました。


 

 あと3回

   東京、高知、伊勢


  この模様が映画になります。


   宮川監督の思いがカタチとなり、

   やまとのこころ

   ユダヤの魂

   広く伝わりますようにと祈ります。






 我が師、糸川英夫博士とイスラエルのハイテク視察をした時のことです。


今から20年以上前のことでしょうか、

死海のほとりにある、

とあるキブツを訪問しました。



ちなみに、

キブツとは共同生活をする

集団農場が始まりで、

建国後間もないイスラエルを守り、

支えるために生まれたものです。



参加する一人一人が、

自分の能力を皆のために役立てる、

世界で唯一社会主義思想が有効に機能している組織です。


今では、

農業のみならず、

ホテル、IT、ハイテク、

あらゆる産業がキブツで行なわれています。



イスラエルのハイテクは、

世界一だということは、あまり知られていません。


 撮影に役立つ「ドローン」も、

イスラエルの軍事用無人偵察機を

商品化したものです。



ノーベル賞の受賞者で、

最も多いのがユダヤ人。



 人類に占めるユダヤ人の割合は、0.2%


   ノーベル賞受賞者に占める

    ユダヤ人の割合は 35%


 まさに特別な民族です。


ニュートンもアインシュタインもユダヤ人。


彼らの発想はスゴイ。



その根底にあるのがユダヤ教です。


見えない世界へとつながり、

新しいものを想像し、創造します。



世界一の放射能測定器、嘘発見器も世界最強の鍵もイスラエル製です。

 



さて、  

糸川博士とキブツを訪ねたときのことです。



メンバーの中に、

ある大手電器メーカーの開発者がいました。 


そのキブツで開発された、

低周波で肩コリや筋肉痛を緩和させるための携帯用の機械を興味深そうに手に取り、

買ってゆかれました。



 しばらくして、

その大手メーカーから大々的に売り出されたのは、洗練されたデザインに姿を変えた、低周波肩コリ治療器でした。  


イスラエルのこと、ひと言の説明もなく。




担当者に聞いたら、

もともと自分でも考えていたとの返答。



糸川先生、烈火のごとく怒り、

メーカーに乗り込み超有名なその家電メーカーの会長に言いました。




 

あなたには、新しいものを産み出すために一番大切なことが何かわりますか?


発想力です。

独創性です。


日本人は、

マネをすることはどこまでも上手になった。


けれど、

発想した人に対する敬意がなければ、

マネは真似され、

この国は滅びますよ。」



 

 逆転の発想、

前例がないからやってみよう、

糸川英夫博士はどこまでも「独創性」を

大切にした人でした。



      

二度とない人生だから、

 自分だけの花を咲かそうよ。




追伸です。

 糸川先生、くだんの大企業組織工学研究会から除名にしました。


 その会社の会長は、

糸川先生の説教をもとに

「大企業病」

という本を出し、ベストセラーになりました。


 

   たくましいね。