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ユダヤ民族は、なぜ滅びなかったのか 

~イエスは生粋のサムライだった~

 

魚には水が見えないのと同じように、

日本人には日本が見えない――

 

そう教えてくれたのが、イスラエルという国でした。

 

あの国が、2000年近く国を持たない間、

どんな目に合ったか。

 

少しは聞き及んでいると思います。

 

アンネの日記、

アウシュビッツのガス室。

ロシアでのポグロム。

 

どれくらい迫害されてきたか。

ただユダヤ人というだけで、

虫のように殺されている。

国を持たない民族として、

彼らは世界で生き続けてきました。

 

ユダヤ民族が、なぜ絶えなかったのか、

なぜ再び国ができたのか――

 

その問いかけが、ずっと、

矢のように自分に向いてきたとき、

あ、そうか、とわかったことがあります。

 

それは、

彼らが決して失わなかったものがあるからです。

 

そしてそれは、皮肉なことに、

私たち日本人が失ってしまったものでもあります。

 

 

ユダヤ人は、

聖書を失うことがありませんでした。

 

彼らは、神から選ばれた民として、

神の声を聴き、いちばん最初に、

信仰(宗教といってしまうと、少しにおいがつくので、信仰といいましょう)、

 

つまり、

“神と人間との関係”を、まっさきに見つけて立ち上げた民族です。

 

いちばん最初のアブラハムから始まって、

イサク、ヤコブ、ヨゼフ、そして、モーゼ。

 

さまざまな預言者がユダヤから現れて、

神の声を残してきました。

 

彼らはそれを聖書に書き写し、

神の声を記録して、

大事な大事なアイデンティティとして保ち続けてきたのです。

 

( つづく )

 

 

 

日本の夜明けぜよ!日本が世界の灯明台になるために

まずは日本人が目覚めましょう!

 

 

 

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