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ご存じのように、四十二日後に、
はやぶさは発見されるんです。
川口さんというチ-ムリ-ダ-は、
絶対あきらめずに、二万回以上、
呼び続けていました。
はやぶさがいる場所には、
光の速度で届く電波で声を掛けても、
十五分は掛かります。
「おおい、はやぶさ」と声を掛けて、
はい、と返事が返ってくるのに十五分ですから、
話をするのに三十分掛かるのです。
クイックレスポンスの比ではありません(笑)。
もはや、こちらから命令して
はやぶさに何かを指示することは不可能でした。
ですが、彼が自らの知能で、
こちらの呼びかけに気がついたのです。
奇跡的にはやぶさの声が聞こえて、
はやぶさに声を掛けて、
三十分掛けて一言ずつ会話をした。
そして、途切れる時間の間に、
はやぶさがいつ、
こちらを向いているのかを予測し、
それに合わせて十五分先に向く方向に向かって、
いまから打っとこう、
それで声が聞こえてきたら、
じゃあ次…というような、
気の遠くなるような作業をつづけて、
はやぶさの軌道を立て直したのです。
ようやく立て直したときに、
その作業だけで三カ月が経っていました。
その三カ月の間も、
太陽系は動いているので、
はやぶさが還る軌道を遥かに外れました。
次にイトカワが地球に近付くのに、
三年掛かります。
だから、当初、
四年間で行って還ってくるのが、
七年になってしまったのです。
いよいよこれではやぶさが還れる時期がきた、
というときに、もう一度
イオンエンジンにスイッチを入れて点火し、
エンジンを燃やしたのですが、
耐用年数はそこまで持つように作っていないので、
エンジンが途中で切れました。
これではやぶさは、
地球に永遠に還ることはできない、絶望的。
もはや万事休す――。
はやぶさには、
エンジンが四つついていました。
イオンエンジンというのは、
プラスの部分とマイナスの部分が対になって
働くようなしくみになっていて、
それを二組搭載していたのです。
一組目は、
プラスは生きてるけどマイナスが死んでる。
二組目は、マイナスは生きてるけどプラスが死んでる。
この二つのエンジンをつなぎ合わせて、
こちらのプラスとあちらのマイナスを生かしたら、
一個のエンジンとして、動かすことは可能です、
と、イオンエンジンを開発した国仲先生が言いました。
じつは、こんなことがあるかと思って、
内緒で付けておいたそうなのです。
余分なものは一グラムも積めないはずの
探査機に搭載した、
奇跡的な仕組みだったのです。
四十二日間、
はやぶさが見つからなかった間、
チームのメンバーはみな、
神棚を拝みながら仕事していました。
JAXAには神棚があります。
これがNASAとのちがい。
日本はすごい。アメリカに負けません(笑)。
( つづく )
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