「願われている」ことなので
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はやぶさは、
大気圏の外に出て、
いよいよ宇宙の旅が始まります。
行きに二年間、帰りに二年間、
往復で四年間の旅計画でした。
ところが実際は、七年間、
何と六十億キロにも及ぶ遥かな旅をしたのです。
あのときは、
そこまでの壮大な素晴らしい
冒険の旅が始まるとは
思ってもみませんでしたが。
このはやぶさが向かった小惑星に、
わが師匠、糸川博士の名がついたのは、
はやぶさを打ち上げてから、
三か月後のことです。
探査機の名前の由来はというと、
当初、全国の公募でもっとも
多かった名前が、
漫画の鉄腕アトムにちなんだ
“アトム”という名前だったそうです。
鉄腕アトムは、
人間型ロボットで、自分で考えて、
「空を超えて~、ラララ星の彼方~」
へ行き、小惑星から星のかけらを
持って帰ってくるのが使命でしたね。
ですが、糸川博士の弟子たちは、
アトムは、海外では原子爆弾を
思わせるから、違う名前にしよう、
といい、“はやぶさ”と命名しました。
生きてるはやぶさは、
獲物を狙って、獲って、
そして持って帰ってくる猛禽類ですから、
まさに惑星のかけらを持って帰ってくる
探査機にふさわしい名前です。
でも、それは、表向きの理由。
糸川博士は、大東亜戦争のときに、
陸軍で戦闘機を設計していた。
その戦闘機の名前が、
「はやぶさ」だったのです。
戦闘機の名前を探査機に付けるなんて、
バッシングの対象になる恐れがあったので、
表立ってはいいませんでしたが、
何ともユニークでやんちゃな
糸川博士らしいエピソードではあります。
( つづく )
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