別荘滞在
8泊目の夜
午前2時半に
携帯電話が鳴り
応対しましたが
起き上がることが
できず

そのまま聞くに
血圧低下
発熱アリ
とのことで
なるべく早く
来るよう
言われました

電話を切って
ようよう起き
対策を練る私

第一便の
高速艇に
乗っても
竹原から
三原に行く
バスがない

(日曜日なので
便がない)

第二便に乗って
三原から
新幹線に
乗ったって
着くのは
昼過ぎになる

コレは
車で
帰るしかない

とりあえず
パパちゃんには
運転してもらうので
朝まで寝かそう

という判断をして
3時ごろから
家の中を片付け
荷物をまとめて
6時に
パパちゃんを
7時半に
息子を
起こしました

息子が

できるだけ
早く出発したい
だろうから
俺も一緒に
家を出て港で
時間潰すから
いいよ

と言うので
港に置き去り
にして

9時に出発
12時半に到着

ですが

ばあちゃんは
寝てばかりいるが
苦しそうな
様子もない

ただ
循環が悪いのか
足裏が
紫に変化
しつつあり

という状態で

今日は
4日目に
なります

口から飲めば
肺炎悪化に
直結するので

飲まず食わずの
水分点滴のみ

酸素は
鼻チューブ

何せ
ばあちゃんは
不死身なので

これが
いつまで続くのか
誰にも
わからない


9月8日出発
4泊5日で
中央アルプス
木曽駒ヶ岳に
登る予定は
キャンセル
しました

4泊
全部綺麗に
キャンセル料が
発生する前
でしたので
実害はなし

ばあちゃんは
優等生です

息子も
2日から始まる
テスト期間中に
何かあっても
いいよう
根回しして

落ち着かない
日々ですが

少しずつ
できることを
できる範囲で
やっています


9月2日
月曜日には
じいちゃんの
病院が外出許可
してくれて

じいちゃんが
ばあちゃんに
会いに行きました

ばあちゃんは
時々
目を開けて
じいちゃんを
見るが

イマイチ
反応薄く

じいちゃんも
気落ちしたのか

帰りの
タクシーでも
口数少なく

この先の
スケジュールを
訊くでもなく

ただまあ
生きてる間に
もう一度
会わせて
あげられて

それはよかった

意外にも
ゆっくり
時間をかけて
お別れできそう
なので

これは
みどりちゃんの
時と同じ

着て行く服を
選んだりも
しましたし

ただ
みどりちゃんの
時は

挨拶を
準備しましたが

実は
挨拶は全く
考えていない
のです

だって
それが完成したら
Xデーが
来てしまいそう
なので

昨日は
看護師さんが
足の爪を
切ってください
ました

遠いところまで
歩いて行くのかも
しれないから
歩き易いように


ありがたいこと
でした