清少納言と紫式部は

どちらも

一条中宮に仕えた

女房でしたけれど

 

出仕先の中宮は

同じ人ではなく

また

時期もずれていたので

直接会ったことはない

という説と

 

まあ

小さい社会なので

全然

会ったことはない

とは

言い切れない

という説があり

 

まあ

こればっかりは

現代人の

誰にも真相が

わからないの

ですけれども

 

大河ドラマ

「光る君へ」の

世界では、

二人が

出会って

知り合って

 

ということに

なりました

 

 

 

光る君へ

第六回 二人の才女

 

↓ 美術展ナビ

https://artexhibition.jp/topics/news/20240211-AEJ1855379/?fbclid=IwAR2A5EMhEhrzIfmFQp3mDxDh_vhuR-hhKkiX9VaU3HfFAz__Dj9mP0a4YLE 

F4

(公任・斉信・道長・行成)

チョイスした

漢詩と

 

道長の

まひろに宛てた和歌を

 

詳しく

解説してくれています

 

 

 

 

 

 

私ね、

このドラマを観たのが

今のこの時代で

本当に幸せだと

思っています

 

 

こういう説明が

天から

次々に降り注いで

ハッキリくっきり

内容が

わかるのですから

 

なんて

有難いことでしょう

 

そうじゃなかったら

漢詩の深い意味まで

咄嗟に

理解できませんもの

 

そして、

解った上でまた観ると

より深い

味わいがある

だなんて

 

まるで

一粒で二度美味しい

グリコですわ

 

 

 

 

さて

 

斉信、道長、行成が

チョイスしたのは

全て、白居易

つまり白楽天の

作った漢詩作品で

 

公任が

書いたのだけは

自作の漢詩

だったわけですが

 

公任さんの漢詩の

感想を

求められて

「白楽天のようだ」

とは

 

まひろさん

そりゃ、あーた

ききょうさんに

反論されたって

文句

言えないでしょ

 

 

 

わたしゃね

 

公任さん

その詩は

ちいと危うい

 

って

ハラハラしましたよ

 

 

 

そこ(道隆邸)へ

来て

それ言うの?

 

今の帝の治世が

長く続けばいいとか

言っていいの?

 

って

ドキドキしちゃった

 

 

 

まあ、私は

字幕付きで

観てますからね

 

一応、文字でも

確認しているので

朧げながら

内容も

わかったわけです

 

 

まあね、道長の

 

ラブレターか!

 

って感じの

漢詩を示されて

ぼ〜〜〜〜〜っと

なったんでしょうね

 

公任の漢詩なんか

聞こえても

なかったりして

 

 

 

 

 

ファーストサマー

ウイカさん

素晴らしいです

 

もう既に

ネットじゃ

「ファーストサマー納言」

という名で

呼ばれてますね

 

私は

初夏納言と書いて

「ウイカ納言」と

呼びたいですけども

 

派手な

お顔立ちのように

思っていましたが

役柄に合わせて

いい感じに化けてます

 

才気煥発な感じを

上手く演じて

おられました

 

このかた

色紙に

 

「春はあけぼの 

夏はサマー」

 

って書いたそうです

 

うん、いいわぁ

 

をかしきことこそ

めでたけれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、ワタクシ

清しょうこ納言という

名からして

お気づきと思いますが

 

推しは

「清少納言」と「枕草子」

です

 

それはもう

子どもの頃から

ずっと好きなので

 

55年ほど推しています

 

彼女の生きていた

あの時代が、

本当に好きなので

 

ずっと ずっと

たゆまず

推し活していました

 

 

 

 

 

 

漢詩の会で

道隆の妻 高階貴子さんが

 

ききょうさん

(ウイカ納言)

目をつけていましたね

 

貴子さんのお父さんは

学者です

 

だから、元々は

ききょうさんや

まひろさんと

同じような

身分だったのです

 

内裏の女房(女官)

として

出仕していました


掌侍だったそうです


掌侍

(ないしのじょう)は

内侍所のナンバー3

にあたります


尚侍、典侍、掌侍の

順番です

 

その聡明さに惹かれた

道隆と結ばれて

子どももたくさん産んで

嫡妻になりました

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラマは

花山天皇ご寵愛の

女御 忯子さんが

おかくれになったところまで

進みました

 

 

実は、ワタクシ

このドラマで

再現してほしい場面が

いくつかあるのですが

 

そのうちのひとつが

小白河の法華八講でした

 

この時代の清少納言は

橘則光の妻だったと

思うのですが

 

橘則光は

花山天皇の乳母子で

惟成と同じくらいの

立場ではあり

時の帝の

側近でしたから

 

妻の清少納言が

小白河の

法華八講にだって

行ってみることが

できたのでしょうね

 

義懐とも

近しい間柄だったのだと

思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この場面の

キラキラしさは

 

その数日後に

起こった

 

驚天動地の

花山天皇出家

(寛和の変)

ののち

 

振り返って見たら

その眩さに

めまいがしそうなほど

ですね

 

 ただ

小白河の法華八講は

ドラマで再現されたり

しないでしょう

 

なんたって

主役は

まひろ式部なので

 

無理でしょうね

 

 

 

 

このあと

花山天皇が出家します

 

まさに

右大臣家の陰謀によって

時代が大きく

変わっていきます

 

 

 

詮子さまの裏の手は

左大臣 源雅信に

近づくことでしたね

 

そのための駒として

道長を使おう

という肚ですね

 

 

 

 

実は、道長は

倫子と結ばれる前に

明子という妻に

通っています

 

 

明子は

源高明の女


父親が安和の変で

失脚したのち

叔父の養女に

なりましたが

その叔父も他界

 

以後、

詮子さまが

引き取って庇護しました

 

こういうことは

よくある話

 

政敵失脚の

引き金を引いた側は

相手の係累を

世話することによって

失脚した政敵が

怨霊化するのを防いだ

というわけです

 

詮子が庇護していたら

明子のところへは

いろんな男から

ラブレターがいっぱい

届いたのですが

 

(道隆も送ってきたらしい)

 

詮子が道長を選んで

娶せたそうな

 

詮子が

庇護しているのですから

詮子の屋敷に

道長が婿として

通うのですよ

 

そういう次第で

もうすでに

弟の道長は

しっかり手の内に

取り込んで

あるわけです

 

 

その上で、

左大臣の姫を云々

という縁談が

舞い込んだのですが

 

詮子は

反対するどころか

道長の背中を

押したんだそうです

 

 

 

実際のところ

今の道長は

明子に

メロメロのはずで

 

まひろ式部の出番など

あるはずもなかろう

 

とは思いますが

 


 

そこは

平安ファンタジー

 

ドラマの世界は

ドラマの世界で

楽しんで参りましょう♪

 


 三郎が

まひろさんに宛てた

和歌

情熱的ですね

 

本歌取りは


ははん、あの歌ね

っていう

お互いの教養が

ベースにあってこそ

成り立つものです

 

住む世界が

違うかと思った

三郎でしたが

意外にも

同じ

文化圏の人だった

 

しかも、

漢詩の世界にも

共通の教養がある

 

素敵ですね

まひろさん


いい人に

出会いましたね




それにしても

倫子さんみたいに

本を読まない人

なんかより


ききょうさんと

仲良くした方が

よっぽど楽しいと

思うのだけれど


さすがに

そうはならない

未来なんでしょうねぇ