C-4 ノアに与えられた契約 1 箱舟から出る | 聖書研究ブログ

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聖書はキリストを証しています(ヨハネ5:39)。キリストを知らなければ神を知ることはできません。そして、復活されたキリストは、まもなく再臨されることになっています。天で審判が行われています。死んで眠っている人も生きている人も、永遠の生か死に分けられています。

※C-4ノアに与えられた契約8:15~9:17


■創世記8:15~22


15この時、神はノアに言われた、
16あなたは妻と、子らと、子らの妻たちと共に箱舟を出なさい。
17あなたは、共にいる肉なるすべての生き物、すなわち鳥と家畜と、地のすべての這うものとを連れて出て、これらのものが地に群がり、地の上にふえ広がるようにしなさい
」。
18ノアは共にいた子らと、妻と、子らの妻たちとを連れて出た。
19またすべての獣、すべての這うもの、すべての鳥、すべて地の上に動くものは皆、種類にしたがって箱舟を出た。
20ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうちから取って、燔祭を祭壇の上にささげた。
21主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、
わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。
22地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も夜もやむことはないであろう」。



 待ち焦がれた主のみ言葉は、ノアの601才になってからでした。

16節で、生物に関する主の関心を知ることができます。主は燔祭を喜ばれました。主は香ばしいかおりもご存知で、香りとは、わたしたちの祈りを意味しますが、主はそれをお受け入れになります。

21~22節で、これは非常に重要なみ言葉です。


「人が心に思い図ることは、幼い時から悪いと書かれていますが、これは人間の本質です。人というものは、アダムとエバの罪によってそれを受け継ぐようになりました。人は生まれながらの罪びとです。

であるので、神の戒め、すなわち十戒が必要です。それによって、私たち自身によっては、戒めを守ることができないことを悟り、自分自身によってはどうすることもできない、あるいは、救いがないことを悟ります。そうすることによって、キリストの十字架の功績による恵みの必要性を認識するようになるのです。


 聖書によらずして、自分の変革はありえません。どんな難行苦行をしても、それは自分の功績に頼ることを意味しています。神のお恵みは計り知れません。難行苦行をせずして、ただ、キリストに信仰を働かせることによって、聖書を学ぶことによって、少しずつ変革していきます。そこに悔い改めが行われるからです。

 マルチン・ルターは、聖書を徹底的に研究し、それまでのローマカトリックの間違いを発見しました。聖書からの証明をし、攻撃的な圧力に対しても聖書からの根拠や証明を求めたのです。しょっと余談になってしまいました。もとに戻ります。


 『ついに天使が天から下って、巨大な扉を開き、ノアと家族に、すべての動物を伴って出てくるように命じた。ノアは外に出る喜びのあまり、彼らを保護された恵み深い神を忘れたりしなかった。彼は、箱舟を出て、最初に、祭壇を築いて、すべての清い感謝と大いなる犠牲であられるキリストに対する信仰をあらわした。主はこの犠牲をお喜びになり、ノアとその家族だけではなく、後でこの地上に生きるすべてのものにまで及ぶ祝福をおあたえになった。・・・・・ここに後世のすべての人々が学ばなければならない教訓があった。ノアは、荒廃した地上に出てきたが、自分の家の建築に取り掛かる前に、神の祭壇を築いた。彼の家畜の群れはわずかで、非常な犠牲を払って育ててきたものであった。しかし、彼は万物が神のものであることを認めたしるしに、喜んでその一部を主にささげた。同様に、われわれも、神に心からのささげものをすることを第一のつとめとしなければならない。われわれは、神が示されるすべての憐れみと愛とに対して、献身的行為と神のみわざのための捧げ物を捧げて、感謝の気持ちを表明しなければならないのである。』(人類のあけぼのp.105-107)


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