「腎臓病と向き合う人のための減塩おやつ」
腎臓病と診断されると、食事管理は日常生活の大切な一部になります。
特に、塩分やたんぱく質、リンやカリウムの摂取量に注意が必要です。
今回は、そんな方でも楽しめる、減塩・低タンパクを意識したおやつのご提案と市販のおやつ、
さらにおすすめの手作りレシピをご紹介します。
減塩・低たんぱくを意識したおやつ
🔹 手作り寒天ゼリー(無糖)
🔹 白玉団子(甘さ控えめ)
🔹 焼き芋(手の平サイズの半分100g【たんぱく質1.4g】)
🔹 ノンソルトのポップコーン(自家製)
🔹 蒸しかぼちゃ(天ぷらサイズ4枚程度 50g【たんぱく質1g】)
🔹 甘栗(殻付きで3個50g【たんぱく質2.5g】)
🔹 くずきり はちみつとレモンをかけてもおいしい!
🔹 葛餅(←こちら今回レシピを紹介します!)
🔹 低たんぱくゼリー(市販品ex.キッセイのフルーツゼリー)
🔹 たんぱく調整チョコレート(市販品ex.名糖産業)
point
🔹 成分表示で「ナトリウム(塩分)」「タンパク質」「リン」「カリウム」をチェック、
「低たんぱく」「減塩」「低リン・低カリウム」などの表示を選ぶ
🔹加工食品やスナック類の「塩分」・「リン」・「添加物」に注意
手作りおやつレシピ
葛餅は、和風のおやつで消化にも優しく、塩分ゼロです。腎臓病の方にも適しており、上品な甘みで満足感があります。
暑い日にもおすすめ!
ひんやり葛餅

(1人分)エネルギー120kcal,たんぱく質0.2g,塩分0g
材料(2人分)
・葛粉:40g
・水:200ml
・砂糖:大さじ1
・黒蜜:大さじ1(あとでかける)
作り方
1. 小鍋に葛粉と水を入れてよく混ぜ、砂糖を加える。
2. 中火にかけて、透明になって粘りが出たらさらに1、2分練り続ける。
3. 器に流し入れ、直接、氷水につけて粗熱をとる。
4.鍋に大さじ2の黒糖、大さじ1の水を入れ火にかけて煮る。(火から離してもフツフツするまで煮る)
5. 3の粗熱がとれたら、水気をきりカットして器に盛り、黒蜜をかけて完成。
たんぱく質の制限がない場合は、お好みで、きな粉や黒ゴマをかけても、おいしいです。
参考
たんぱく質量
🔹きな粉小さじ1→たんぱく質0.7g
🔹黒ゴマ小さじ1→たんぱく質0.4g
🔹冷やし過ぎると固くなります。固くなった時はレンジで温めるとやわらかくなります。
🔹黒蜜は、大さじ2の黒糖を大さじ1の水とあわせて火にかけ煮ると作れます。
おやつは「心の栄養」。食事制限があっても楽しめる工夫はたくさんあります。無理なく、美味しく、楽しく健康管理をしていきましょう。
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