中医学で考える産後ケア~7つのポイント⑦「利(り)」~新陳代謝を高め、軽やかにめぐる体へ~
\中医学で考える 産後ケアシリーズ/出産を終えた体は、血や水分を大量に消耗し、バランスを崩しやすい状態になります。中医学では、この時期の体を整えるために、7つの視点【温:おん】【清:せい】【通:つう】【疏:そ】【補:ほ】【固:こ】【利:り】が大切とされています第7回:利(り)〜新陳代謝を高め、軽やかにめぐる体へ〜今回はその最終ステップ、【利(り)】のケアをご紹介。【利】とは、“体内の流れを整え、余分なものを外へ出す”ことを意味します。これにより、むくみや代謝の低下を防ぎ、妊娠前のような軽やかさを少しずつ取り戻していけるのです。なぜ産後はむくみやすいの?出産時、体は血液や羊水を一気に排出します。そのあと、体は「水分が足りない!」と感じて、急いで水をためこもうとします。でも、授乳や発汗などで再び水分が出ていく一方で、運動不足や筋肉量の低下によって“めぐらせる力”が弱まるため、余分な水分が滞り、むくみや重だるさが起こりやすくなるのです。中医学で考える「利(り)」の働き体の中の水分バランスを保つのは、【脾(ひ)】と【腎(じん)】。・脾:食べたものをエネルギーと水に変え、“運ぶ”働き・腎:必要な水を“ためる”働きこの2つがバランスよく働くことで、体の中の“水の巡り”が整います。逆に、脾や腎が弱ると、余分な水分が停滞し、むくみ・冷え・重だるさの原因にむくみにおすすめの食材中医学では、むくみ対策に「利水(りすい)」=水の巡りを助ける食材を取り入れます。体の中に溜まった余分な水をやさしく外へ流しながら、エネルギーや血を損なわないように整えてくれるのが特徴です。① 豆類:小豆、黒豆、緑豆、いんげん豆→ 水分を出しながら、気を補って疲労を回復② 野菜・果物:冬瓜、きゅうり、セロリ、とうもろこし、すいか→ 体にこもった熱を冷まし、余分な水分を排出③穀類・海藻:はと麦、もち麦、春雨、昆布、わかめ→ 胃腸の働きを助けながら、体を軽くする④たんぱく質食材:鯛、鮭、ししゃも→ むくみを防ぎながら血行を促す。 体を温めて巡らせることで、二次的に水分の滞りを防ぐイメージ。💬ポイント・冷たいままよりも「温めて食べる」のがおすすめ・体を冷やしすぎないように、具だくさんスープや蒸し料理で◎簡単な組み合わせアイデア・黒豆+はと麦茶 … むくみ+冷えに・とうもろこし+春雨 … 軽い昼食サラダに・鮭+セロリ+生姜 … 代謝を高めたい時にめぐりをよくする3つの習慣軽い運動で「流れ」を取り戻す→ 産後2か月を過ぎた頃から、体調を見ながらスタート。 散歩・ストレッチ・足首まわし・かかと上げなど、 “こまめに動く”ことが巡りの第一歩です。温かい飲みもので内側からサポート→ 白湯、はと麦茶、黒豆茶、なつめ茶など。 冷たい水分を一気にとるより、常温~温かいものをゆっくりと。塩分・甘味・脂を“少し控えめ”に→ 味をやさしく整えることで、体に余分な水分をためこみにくくなります。 また甘いものの摂りすぎは、中医学でいう 「痰湿(たんしつ)」 を生みやすく、 体の中に“湿り気と重さ”をため込む原因に。 むくみ・重だるさ・気分の停滞につながるため、 甘味は“ごほうび量”にとどめるのが◎ 少し控えるだけでも、巡りがグンと軽くなりますおうちでできるむくみリセット湯船に10分つかる→ 静水圧+温熱作用で血流とリンパがスムーズに足を高くして休む→ 心臓より少し高い位置でOK(5分でも変化あり)食後に1分の深呼吸→横隔膜が動き、内臓の血流を促すふくらはぎマッサージ → 両手でふくらはぎを包み込み、 足首 → 膝へ向かってゆっくり引き上げる のがポイント。 第二の心臓(ふくらはぎ)が動くと、 滞った水分がスーッと流れやすくなります。まとめ“出す力”が整うと、体の軽さも、気分の軽さも戻ってきます。便・尿・汗がスムーズに動き出すことは、産後の回復を支える大切なステップ。甘いものを控えめにし、温めて、動いて、流す。どれも大きな負担のない“やさしいケア”です。体の水が動き出せば、血も気も心も、自然とめぐりはじめますあなたの産後ケアに、やさしく寄り添う中医学の智慧をぜひ取り入れてみてくださいね次回は第8回“食べて巡らせる”をテーマに軽やかな薬膳レシピをお届けします。LINE登録すると毎週火曜・金曜に妊婦さんや産後の方への情報やおすすめレシピが配信されます是非登録してみてくださいね◆LINE公式アカウント妊娠から産後の健康サポートデスク#ambt0 { width: 580px; margin: 0 auto; table-layout: auto; border-collapse: collapse; border-spacing: 0px; border: 0px solid #999; font: normal 14px Meiryo; background-color: #FFF; } #ambt0 tr:first-child { background-color: #FFF; } #ambt0 tr:not(:first-child) td:first-child { background-color: #FFF; } #ambt0 td { border: 1px solid #999; padding: 0.2em 0.6em 0; height: 1.5em; }#ambt2 { width: 580px; margin: 0 auto; table-layout: auto; border-collapse: collapse; border-spacing: 0px; border: 0px solid #999; font: normal 14px Meiryo; background-color: #FFF; } #ambt2 tr:first-child { background-color: #F4F4F4; } #ambt2 tr:not(:first-child) td:first-child { background-color: #F4F4F4; } #ambt2 td { border: 1px solid #999; padding: 0.2em 0.6em 0; height: 1.5em; }#ambt1 { width: 580px; margin: 0 auto; table-layout: auto; border-collapse: collapse; border-spacing: 0px; border: 0px solid #999; font: normal 14px Meiryo; background-color: #FFF; } #ambt1 tr:first-child { background-color: #F4F4F4; } #ambt1 tr:not(:first-child) td:first-child { background-color: #F4F4F4; } #ambt1 td { border: 1px solid #999; padding: 0.2em 0.6em 0; height: 1.5em; }#ambt3 { width: 580px; margin: 0 auto; table-layout: auto; border-collapse: collapse; border-spacing: 0px; border: 0px solid #999; font: normal 14px Meiryo; background-color: #FFF; } #ambt3 tr:first-child { background-color: #F4F4F4; } #ambt3 tr:not(:first-child) td:first-child { background-color: #F4F4F4; } #ambt3 td { border: 1px solid #999; padding: 0.2em 0.6em 0; height: 1.5em; }