阿波や伊予の石鎚山などで修行を重ね土佐の室戸岬で求聞持法を修していたとき明星が口に飛び込むという不思議な体験をしている。仏教では明星は虚空蔵菩薩の化現。つまり空海は虚空蔵菩薩と一体になると言う超神秘体験をする事となった。以後空海は神秘体験の正体を探し求め修行に身を投じた。種種の経典を読みあさったが、求める答えは見つからなかった。そんなある日、夢のお告げで久米寺へ行き『大日経』に出会う。正式には『だいびるしゃなじょうぶつじんべんかじ経』といい7世紀中頃成立した密教の経典である。空海も理解できず唐渡り師を求めることを決意した。
今回はここまで…
合掌

