なめてはいけない、ほくろ取り(処置後5M) | 中辻 隆徳のブログ

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今日はほくろの治療についてです。

 

実は難しいほくろの治療。

 

ほくろって、通常イメージするのは、黒くて平らな小さな斑点かと思います。

 

医学的には、母斑細胞母斑(色素性母斑)といって大きなカテゴリーの中の、

 

ある一部分のことですが、実にたくさん種類があり、細かく分類されています。

 

これらも医学的には、ほくろと呼ばれています。

 

種類によって特徴も、治療法もさまざま。

 

みなさん(スタッフ含め 笑)簡単に思われているかもしれませんが、

 

奥が深く、意外と日々悩みながら、慎重に治療しています(ということをわかってほしい 笑)

 

さて、言い訳はこのくらいにして、症例です。

 

鼻の大きなホクロです。

 

治療法もさまざま、切除・縫合、くり抜き、レーザー治療など考えられます。

 

この患者さまの場合は、よく相談の結果、できるだけ簡単な方法…

 

当院では、電気的焼灼(凝固)法になります。

 

30代女性

処置前 正面

 

処置後5M 

若干、色みは残るものの、驚くほど、きれいに治りました。

 

ななめ 処置前

処置後5M

今のところ、再発は認めておりません。

 

ホクロの治療方針はいろいろ考え方があると思います。

 

できる限り傷痕が残らないように丁寧かつ慎重に治療するよう心がけています。

 

患者様のご希望に寄り添いながら、最善の方法をご提案しています。

 

ただ、顔つきによっては、保険診療で形成外科にご紹介することもあります。

 

たかがホクロ、とは口が裂けても言えません 笑

 

このたびは、症例写真ならびにブログへの写真掲載にご協力くださり

誠にありがとうございましたニコニコ

 

 

【この治療の概要】電気的凝固(ホクロ)

局所麻酔下に、電気凝固にてホクロを蒸散、分解。

 

【リスク・副作用】

出血、色素沈着、凹み、発赤、再発

 

【手術費用】

1mm 9,800円(税抜)

大きさによっては相談次第で。