鼻尖が低く上を向いている場合など、しっかりとした変化をお求めの場合は、耳介軟骨や肋軟骨などのご自身の軟骨を用いた『鼻中隔延長』がオススメです。
まず、ご自身の軟骨を用いる理由は、鼻尖部の皮膚に異物性のストレスがかからず長期的にも安心 & 後戻りが少ないからです。
今回は、患者様からご質問いただくことが多いので、
今の私の術式の違い『鼻中隔延長(耳介軟骨移植 or 肋軟骨移植)』について少々紹介させていただきますね
耳介軟骨を用いた鼻中隔延長
① 左右の大鼻翼軟骨を分離し、鼻中隔軟骨を剥離
② 2本重ねにした耳介軟骨を用いて、鼻中隔軟骨をサンドイッチして鼻中隔を延長
③ 分離した大鼻翼軟骨を耳介軟骨に固定
④ 場合により鼻尖部への耳介軟骨移植(onlay graft)で補足
肋軟骨を用いた鼻中隔延長
① 左右の大鼻翼軟骨を分離し、鼻中隔軟骨を奥まで剥離
② このスペースに、2枚重ねにした肋軟膏を用いて、奥からしっかり固定し鼻中隔を延長
③ 大鼻翼軟骨の間にも薄く加工した肋軟骨を縦方向に挿入し、先ほどの2本の支柱の間に固定(columella strut graft)し、より強固に鼻中隔を延長
④ 分離した大鼻翼軟骨を肋軟骨に固定
お鼻の状態に合わせて様々な工夫をしているので、上記の限りではございませんが、
耳介軟骨と肋軟骨では、採取可能な軟骨量が違うため(肋軟骨>耳介軟骨)、術式が異なります。
お鼻の整形手術には様々な施術がありますよね。
さらに同じ手術であっても、このように術式が異なることもあります。
ですので、お一人お一人のご希望やお鼻の状態に合わせて、診察の上
最適な施術をオススメさせていただきます。
是非、カウンセリングにお越し下さいね。
・鼻中隔延長(耳介軟骨移植)について
【術式の概要】
経鼻柱切開を伴う切開鼻(OPEN法)で展開。耳介軟骨を用いて鼻中隔を延長。
大鼻翼軟骨を延長した位置で固定。
場合により細工した耳介軟骨を鼻尖部にも移植(鼻尖形成術:onlay graft)。
【リスク・副作用】
術後の痛み、腫れ、内出血、感染、傷跡、血行不全による壊死、移植軟骨の吸収、左右差、術後変形、後戻り、瘢痕形成。
【料金】
鼻中隔延長術 600,000円(税別)
鼻尖形成術 200,000円(税別)
・鼻中隔延長(肋軟骨移植)について
【術式の概要】
経鼻柱切開を伴う切開鼻(OPEN法)で展開。肋軟骨を用いて鼻中隔を延長。
さらに、肋軟骨間に薄く加工した肋軟骨を移植(columella strut graft)。
大鼻翼軟骨を延長した位置で固定。
【リスク・副作用】
術後の痛み、腫れ、内出血、感染、傷跡、血行不全による壊死、移植軟骨の吸収、左右差、術後変形、後戻り、瘢痕形成、気胸。
【料金】
鼻中隔延長術 800,000円(税別)
その他
静脈麻酔代 30,000円(税別)
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