困難症例からハムラ法+α(Ver.2) | 聖心美容クリニック 前多 一彦 Blog

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昨日の、ブログの続きです。

・「ハムラ法+α」(Ver.2)

北の国で、10年以上地道に改良してきました。


今回は、予想外に術中困難な症例でした...

急遽、対応した方法によって大きく進化(驚)

この症例から、(Ver.2)とします 笑


今日は、皆さんが一番知りたい早期経過を。

まずは、マニアックなデザインから↓


40代男性 術前デザイン


斜線部は、「tear troughの凹み」

隔膜のみ、これを越え筋体上から縫合固定。


眼窩脂肪を、眼窩縁を越え下方向の充填により、

tear troughの凹みを、改善しています。
完全に、ドクター向けの内容でスミマセン


術直後の状態  オペ室で撮影


眼窩脂肪の牽引固定による、外反のリスクがなく、

眼輪筋を、オーバーラップする必要もなし。


ただ、この症例は隔膜の剥離法を変更し、

固定も、一度外して留め直しました 💦
それもあり、直後の内出血がやや強め


術後5日(抜糸直後)


正直、術後の経過が心配でしたが、

予想以上に、素晴らしい仕上がり 😌


「困難な症例が、自分を成長させる」

その後、ハムラ法+αは全例(Ver.2)に 笑


最後に、目の下の評価には必須の「斜め像」↓

40代男性 術前

術後1ヶ月(昨日)


メイクや、光&角度マジックは一切なし。

じつは、この仕上がりはとても難しい...
分かる人には分かる


患者様も、大変喜んでくださり、

症例写真も、快諾してくださいました。


私のブログは、皆様の御厚意で成り立っております。


・ハムラ法+αについて
【術式の概要】
皮膚切除し、眼輪筋を重ねて涙袋形成術。
眼窩脂肪を適量切除し、隔膜を頬骨に吸収糸で固定。
外反予防を兼ねて、非吸収糸で外側骨膜固定も併用。

【リスク・副作用】
術後の浮腫、痛み、内出血、結膜出血&浮腫、眼瞼外反症。
傷痕、一時的な流涙orドライアイ、目尻の引き攣れ、異常知覚症。
目袋の残存&再発、tear troughの増強、色素沈着。

【手術費用】
ハムラ法+α(札幌院独自メニュー) 48万円(税別)
静脈麻酔代 3万円(税別)



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