高校生の将来の話です。高校に入って一番やっかいなのが、
「進路指導」
です。なぜ、これがやっかいなのかというと
「それが決まらないと何も始まらないから」
です。高校生3年生になって指導をしていて
「何をしたらいいのかわからない」
というときほど大変なことはありません。
「何になりたいの？」
「どの学部に行きたいの？」
と聞いても
「わからない」
と。だからと言って
「とりあえず勉強を」
というのもありますが、目標があればそのがんばりも違ってきます。
「だったら、進路は高2からでも」
とは思わないでください。進路については
「小学生から」
です。
「えっそんなの無理。うちの子は考えていない」
というかも知れません。大丈夫です。というのは
「まずは考えて欲しい」
からです。
「将来は何になりたいのか？」
「どんな職業に就きたいのか？」
「どんな方面に進みたいのか？」
を常に考えておくようにするのです。
それには
「質問」
です。
「勉強しなさい」
というよりも
「将来何になりたいの？」
という質問なのです。実際に指導した子の中にはこんな子がいました。
「今まで将来に何になりたいのか考えたことがない」
とそれが高校3年生なのです。そこからのスタートです。その子は親の希望にそって進みましたが、そこからドロップアウトしないか心配です。
「自分で決めて自分が責任を負う」
のが人生です。だからまずは
「結果が出なくても考えること」
をやってくださいね。それは
「小学生」「中学生」
でも関係ないです。これはトレーニングですから、ドンドン質問していってくださいね。
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