お母さんが嫌いです。 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

こんにちは。

学習ジム・コーチの堀です。

今日は休みです。うずうずして朝から
仕事をしています。

これから話をする内容はとても重要な
ので最後まで聞いてくださいね。

子どもが言うことを聞かないということ
がありますよね。

「子どもが反発して言うことを聞かない」

結構、これにお母さんは悩みます。

実はこれは単に

「伝え方の問題」

です。

例えば、伝え方の話。
簡単な問題です。次の問題を解いてく
ださい。

1と2の文で一番伝えたい内容を考え
てください。

==================================
1.お母さんは厳しい。しかし、優しい。
2.お母さんは優しい。しかし、厳しい。
=================================

どうでしょうか?

「そんなの簡単ですよ。
 1は優しい。2は厳しいだよ。
 日本語の場合はしかしの後が
 強調されるよ」

と。多分こんな答えが返ってくると思
います。これは

「半分は正しくて、半分は間違って
 いる」

のです。

「どういうこと?」

と思われたと思います。その説明を書
きますと

「文法的には正しい」

のです。学問的には正しいのです。

頭で考えると確かにそうなります。
ですが、もう一度考えます。

==================================
1.お母さんは厳しい。しかし、優しい。
2.お母さんは優しい。しかし、厳しい。
=================================

どうでしょうか?

ですが、相手に伝わるのは

1は厳しい、2は優しい

のです。これは何と言うと

「最初に入る言葉が相手の感情を
 揺さぶる」

のです。例えば、子どもに対して

「最初に否定してしまうとその後は
 子どもの頭の中に入りにくい」

のです。人間というのは不思議なもの


「最初に否定されると
 その後は受け付けなくなる」

ようになっています。そうなると、その後

「どんなに良いことを言っても巻き返
 しが厳しい」

のです。こんな場合はどうでしょうか?
塾に面談に行って、

「あなたのお子さんはうるさくて
 困ります」

と入るとその時点で受け付けられませ
んよね。

「うちの子は全部悪い」

と感じます。

「子どもをすべて否定された」

感じがします。ですが、

塾長
「あなたのお子さんはとても仲良く
 なるのが上手です。

 これなら社会に出てもみんなと
 うまくいきますね。

 お母さんも上手に育てていますね」


「はい。うちはみんなと仲良くする
 ように育てています」

塾長

「ですね。ただ、塾で他の子と話す
 のは迷惑になるので、そこだけは
 気をつけるようにしてくださいね」

と。

「肯定→否定」

とすると比較的すんなり伝わります。

「最初に否定を言わない」

のです。最初に言ってしまうと

「うまくいかなくなる」

のです。

「肯定→否定」

とすると比較的すんなり伝わります。

この方法は

「人を使うのが上手な経営者が
 よく使う方法」

なのです。何度も言いますが、

「最初の言葉が印象に残る」

のです。文法的にはどうであれそれが
現実です。塾長の中には

「文法が・・・」
「俺は正しいことを言っている」

という気持ちがあるかも知れません。
ですが、

「文法的にはどうであれ、
 大切なのは相手に伝わるかどうか」

です。

私も会社員時代よく社長から褒められ
ました。例えば

「堀君は元気だね。本当に感心。
 でも、片付けをしたらもっといいね」

と。社長の一番言いたいことは

「片付けて欲しい」

ということ(笑)。決して褒めるのがメ
インではないです。

ですが、こういう言い方をされると

「素直に聞ける」

のです。これはいつでも使えます。

以前に受験生との面談で子どもが親に
反発するのは

「親が【否定】から入る」

からと書きました。

「勉強をやっていない」

という【否定】から入ると

「やっているよ」

となって、反発してそれ以降の話は聞こ
うとしません。親としては

「受験が心配。だから、子どものために
 言っている」

のです。ですが、結果は

「余計にやる気をそいでいる」

のです。

「子どもは益々やる気を失う」
「子どもは親に反発」
「子どもは親に理解されていないという
 寂しさを感じる」

ので、何1つもよいことはないのです。
ですが、私が普段使う、

「確かに君は勉強をしている。
 それは認める。塾でもやっていると
 思う。
 
 でも、志望校に合格できるまでは
 やっているかと思うと疑問だ。

 志望校に合格できるレベルまでや
 っている?」

というように

「肯定→否定」

にすると受け入れらやすいのです。

「子どもを最初から否定していませ
 んか?」

どんなに子どもを思っても子どもには
お母さんの言葉は伝わりません。

まずは、

「肯定」

からスタートです。

ぜひ、参考にしてください。

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