勉強量を増やして成績を【下げる】方法 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

こんにちは。

学習ジム・コーチの堀です。

「勉強量を増やして成績を下げる」

という話をしたいと思います。

成績が上がらくなくて悩むことがあります。

「勉強をしていない」

という単純な理由であれば、

「勉強をしなさい」

ということですむかも知れません。
ですが、そうではないのです。

以前にこんな相談を受けたことがあります。

「勉強しているのに成績が上がらない」

と。それで、塾の先生に相談すると

「量が足らないのでもっとやりなさい」

と。実は

「量をこなすと成績が下がる」

ということがあります。ある程度できるように
なった子が陥るワナです。

このワナは

「量をこなすこと」

で起こります。どういうとことかというと

「理解を伴わないパターン学習」

です。以下の例を見てください。
実際に勉強しているのに成績が伸び悩
む子がよくするパターンです。

実際に解いてくださいね。


【設問】---------------------------

次の文の主語を答えなさい。


1.私は 小学生だ。

2.友だちは 笑う。

3.ひまわりは 黄色い。

4.弟は 公園に 行く。

5.兄は キャプテンだ。

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この答えは

1.私は
2.友だちは
3.ひまわりは
4.弟は
5.兄は

です。同じ問題を解いていくと

「あっ、【~は】となっているのが主
 語が」

と単純なパターンで覚えてしまいます。
文も丁寧に読まずに

「~は主語」

です。実はこういう勉強は

「勉強ではなく作業」

になってしまいっているのです。
もちろん、同じパターン問題でも

「考えて解いている」

のであれば、

「作業」

ではないですが、普通は

「作業」

になってしまうのです。それで作業で
はなくこんな問題を入れてはどうでし
ょうか?

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象は 鼻が 長い
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するとパターンで覚えている子は
主語を

「象は」

としてしまいます。

これはおかしいですよね。
本当は文章は

「述語から考える」

のが正しいやり方です。

「長いのは何?」

と考えると

「鼻が」

になります。実は論理エンジンでは
こうやって

「微妙な違いのある問題」

を出しています。そうすると

「パターンではなく考えて解く」

ようになるのです。

「主語の問題」

を解くのに大切なのは

「文の意味を考えながら述語から考
える」

の本当です。

「述語は何?」
「では、それに対応する主語は?」

と。こういった

「考える勉強」

をしていないと

「量をこなしても成績は上がらない」

のです。特に

「模試といった複合問題」

では特にです。
論理エンジン勉強法では

「頭を使う学習」

をやっています。詳しくは以下です。

論理エンジン勉強法