(゚Д゚)ハァ?こんな顔になりました | 成績110番

成績110番

子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

「なぜ成績が上がらないのか?」

という話をしますね。

 それに関連した話で面白い話を・・・

 以前、私のところにある営業マンが来ました。
生命保険のセールスで、知人に頼まれてでした。

「売上が上がらないので助けてやって欲しい。
 保険に入らなくてもいいので話だけでも
 聞いてやって欲しい」

と。知人からの紹介なので無下にするわけにもいかず、
話を聞くことになりしました。

 そして、当日、いろいろ話をしました。
子どものこと。家族のことなど。

 自分のことをわかってもらおうと、
生命保険の説明がしやすいように・・と。

そして、その人は私の話を聞いてから
自分がお勧めの生命保険の話をしました。

ですが、私の話を聞いたのに勧めてくるのは

「?」

という内容です。そして、最後に私は彼にこんな質問をしました。

「ところで今の保険を辞めてあなたのところの
 保険に入ると私にはどんなメリットがあるのですか?
 今の話だと私にはメリットがあまりないようですよね?」

と。すると担当者はこんな風に返してきました。

「いえ、あなたにはメリットはありません。
 ですが、私の今月のノルマを達成できます(きっぱり)」

と。思わず

「(゚Д゚)ハァ? 」

とこんな顔になりました。もう一度書きますね。

「(゚Д゚)ハァ?」

と・・・。

「いえ、それはおかしいでしょう。私がメリットないのに
 入る理由がないでしょう・・・」

「はあ。ですが私も今月大変なんです。ぜひ・・・」

と。心の中では

(今月ではないだろ。毎月だろ)

と思ってしまいました(笑)。それで

「相手にメリットのある説明をしないと入る意味がないでしょう」

と長く説明したのですが・・

「ですが・・・」
「確かに、でも・・・」

と(笑)

結局話は進まず終わりました。彼は

「自分のやり方を変えない」

のです。売上が上がらないのは

「今のやり方が間違っているから売上が上がらない。
 なのにそのやり方を変えようとしない」

のです。

長い前ふりですが、実は勉強でも同じことがあります。
指導していると

「よく計算ミスをする」

という子がいます。その原因はわかっていて

「途中経過を書かないと雑にするから。
 途中経過を書くと間違わない」

のです。何度やっても書かない。

理由は

「面倒くさい」

そうです。ですが、

「間違って直す方が何倍も面倒くさい」

のに・・。そして、本人に質問したところ

「成績は上げたいの?」
「まあ、上げたいです」

「でも同じやり方を続けていたら成績は上がらないよ。
 成績を上げたかったかやり方を変えないと・・」

と。

「は・・はい」

というもの結局は

「途中経過を書かない」

ということをやって

「計算ミス」

を繰り返します。

「売れない営業マン」と「成績の伸びない子」

というのは結局

「やり方を変えない」

という点では同じです。

 結局は

「自分のやり方が間違っているという嫌な部分を
 知って、そのやり方を変える」

ということが一番の近道なのです。

 ではどうやったらいいのかを明日書きますね。

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