やることリストのコツ | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

昨日の内容は見ていただけましたか?

今日は「映像セミナー」はこの会場に来ています。


前回の中にあった

「やることリスト」

について少し書きますね。

子どもの相談を受けていると一番多いのが

「やる気がない」

という相談です。ですが、よく聞くと

「勉強だけはやる気がない」

という話です。ゲームや遊びにはやる気があるそうです(笑)

さて、そんな中でも

「すべてにやる気がない」

という子がたまにいます。また、

「やる気が出ない」

という子です。そういった場合にはどうするのか?
本人も

「やらないといけない」

ということがわかっているけれど

「やる気が出ない」

のです。そういう子の場合は

「細分化したやることリストを作る」

のです。例えば

「部屋を片付ける」

というやることリストを作ると

「ゲッー。部屋がグチャグチャ。やる気が出ない」

というようになります。ですが、

「机の上だけ片付ける」

とするとかなり楽になります。

「じゃやってみようか?」

となるときもあります。
それでもまだやる気が出ないときは

「一番上の引き出しだけ片付ける」

と細分化するとさらに楽になります。

実はこの方法は以前不登校だった子にやった方法です。

「不登校」

という「万年夏休み」「冬休み」だと思うでしょうが、
実は

「後ろめたさ」「将来に対する不安」

で本人も大変なんですね。

「やらないといけない」
「でもできない」

そんな感じです。ですが「不安」「焦り」はあるものの

「何をやっていいのかわからない」
「やる気が出ない」

のが現実です。その子に対するアドバイスなのです。

その子も学校に行かないのでダラダラするので
本人に聞くと

「やらないといけないのはわかっている。
 でもやる気にならない」

と言われました。もちろん

「勉強もしないといけない」

のはわかっていますが「勉強」までやる気がいかない。

「じゃ部屋を片付けるのは?」
「えっ、部屋が汚すぎてやる気にならない」

「じゃもっと細かくして机の上だけは?」
「えー。机の上もグッチャグチャ」

「じゃ机の上の一番上の引き出しだけは?」
「それならできる」

そういったスタートしてもらいました。
一週間たってその子の家に行くと、

ですが、

「どう部屋の片付けはやったの?」
「先生、机の引き出しの片付けは
 やりだしたら気になって全部やった。
 結局一日かかって部屋を片付けた」

「おー。偉いね」

そんな感じで動き出しました。

 まずは、

「やることを書く」

ようにしてください。そして、さらに

「細分化して書く」

ようにするといいでしょう。
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