「成績の上がらない理由」
についてです。今回は
「成績の上がらないマインド」
についてです。成績の上がらないマインドは
「3つ」
あります。1つ1つ話をしていきますね。
1) 自己肯定感が低い
これは、先日から書いた「20点の子を80点に」にも書きましたが、
「自分はできない」「自分は頭が悪い」と思い込んでいるため
勉強や努力に対してブレーキがかかることです。
すでに前回の話で触れていますので、
これらについては別の機会に話ますね
2)フォーカスが間違っている(何に焦点を当てるのかが違う)
勉強をすることに対して次の3つの焦点に当てるタイプの子がいます。
大きくわけると3つです。
「時間」「量」「成果」
です。
「うちの子は勉強しているんですが・・」
電話相談でよくあるのがこの話です。
親はもとにかく
「机に向かって勉強していたら安心」
「机に向かって勉強していなかったら不安」
そんな場合です。子ども本人も
「○○時間しないいけない」
「○○しないといけない」という
「強迫観念」で勉強する場合です。
塾の自主室に通ったり、自宅でも机に向かったり
して時間は長いですが、結果はよくありません。
それは
「長時間勉強している・・・努力の時間」
に焦点を当てているからです。
通常「何に焦点を当てているのか」によって
勉強の方法が変わってきます。成績の上がらない子の場合は
こんな感じで
「勉強時間」
に当てている場合です。確かに成績の良い子は
「勉強時間が長い」
のです。それは
「長く勉強したら成績が上がる」
のではなく、
「勉強していたら時間が長くなった」
というのが本当です。
もちろん、私は長く勉強しないといけないのは
わかっていますが、全員がそうではないのです。
実際に1日真剣に集中したらだいたい
「3時間~4時間」
が限界かなと思っています。
それ以上やると頭が熱くなります。
仕事をしているときもそうです。「キッチンタイマー」を使って
集中して仕事していたら、それくらいの時間しかできません。
ですが、仕事でも中々終わらないので
「長くかかる」のであって最初から「○時間の目標」と
いうわけではありません。
実際に勉強をしている子は
「親に言われてやっていてる子」
「強制的にする子」
というのはとにかく
「時間はやっている」
が中身のある勉強をしている子が少ないのです。
こういう子は
「勉強しているのに結果が出ない」
場合が多いです。この場合は
「勉強時間に焦点」
を当てるのではなく、
「どれだけ身に付けたか」
に焦点を当てる必要があります。
例えば、問題を解いても
「○時間もやった」
というのでなく
「○のワークをやって、テストしたら全部できていた」
という感じです。必ずやったことの「確認」をすることです。
それで「確認」をして、それがたとえ15分間でできたのなら
それで大丈夫です。
ですが、1時間やってもできなかったら、それは「できない」のです。
まずは、当てるべき焦点を
「時間」→「成果」
に切り替えましょう。
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