成績が上がらない理由「時間」が長い | 成績110番

成績110番

子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

今回も前回同様

 「成績の上がらない理由」

についてです。今回は

 「成績の上がらないマインド」

についてです。成績の上がらないマインドは

「3つ」

あります。1つ1つ話をしていきますね。

1) 自己肯定感が低い

これは、先日から書いた「20点の子を80点に」にも書きましたが、
「自分はできない」「自分は頭が悪い」と思い込んでいるため
勉強や努力に対してブレーキがかかることです。

 すでに前回の話で触れていますので、
これらについては別の機会に話ますね

2)フォーカスが間違っている(何に焦点を当てるのかが違う)

勉強をすることに対して次の3つの焦点に当てるタイプの子がいます。
大きくわけると3つです。

  「時間」「量」「成果」

です。

「うちの子は勉強しているんですが・・」

電話相談でよくあるのがこの話です。
親はもとにかく

「机に向かって勉強していたら安心」
「机に向かって勉強していなかったら不安」

そんな場合です。子ども本人も
「○○時間しないいけない」
「○○しないといけない」という
「強迫観念」で勉強する場合です。

塾の自主室に通ったり、自宅でも机に向かったり
して時間は長いですが、結果はよくありません。

それは

「長時間勉強している・・・努力の時間」

に焦点を当てているからです。

 通常「何に焦点を当てているのか」によって
勉強の方法が変わってきます。成績の上がらない子の場合は
こんな感じで

「勉強時間」

に当てている場合です。確かに成績の良い子は

「勉強時間が長い」

のです。それは
 
「長く勉強したら成績が上がる」

のではなく、

 「勉強していたら時間が長くなった」

というのが本当です。

もちろん、私は長く勉強しないといけないのは
わかっていますが、全員がそうではないのです。

実際に1日真剣に集中したらだいたい
「3時間~4時間」
が限界かなと思っています。

 それ以上やると頭が熱くなります。
仕事をしているときもそうです。「キッチンタイマー」を使って
集中して仕事していたら、それくらいの時間しかできません。

ですが、仕事でも中々終わらないので
「長くかかる」のであって最初から「○時間の目標」と
いうわけではありません。

 実際に勉強をしている子は

「親に言われてやっていてる子」
「強制的にする子」

というのはとにかく

「時間はやっている」

が中身のある勉強をしている子が少ないのです。
こういう子は

「勉強しているのに結果が出ない」

場合が多いです。この場合は

「勉強時間に焦点」

を当てるのではなく、

「どれだけ身に付けたか」

に焦点を当てる必要があります。

 例えば、問題を解いても

「○時間もやった」

というのでなく

「○のワークをやって、テストしたら全部できていた」

という感じです。必ずやったことの「確認」をすることです。
それで「確認」をして、それがたとえ15分間でできたのなら
それで大丈夫です。

 ですが、1時間やってもできなかったら、それは「できない」のです。
まずは、当てるべき焦点を

 「時間」→「成果」

に切り替えましょう。

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