小学生を持つ保護者の方へ | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

近況報告と今度の対談の打合せです。

どの人かいうとこの人です。


さて、今回は丁度3月も中旬となりましたので

この時期にやらないといけないことを
学年別に書いておきますね。

まずは「小学生」です。

 「小学生」

については今習っていることは

「とても重要」

です。特に、

「小4・5・6」

で学ぶ内容は中学でもそのまま使います。

例えば、小学校で習う

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1個50円のお菓子を7個買いました。
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という内容が中学に入ると

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1個a円のお菓子をb個買いました。
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数字→文字

に変わるだけで考え方は

「小学校の考え方」

をそのまま使います。だから

「小学校のときはできたのに中学になってできなくなった」

というのは勘違いで実は

「小学校のときからできていなかった」

のです。というより

「公立小学校の場合はテストが簡単すぎて
 できていない内容が見えなくなっている」

だけなんです。実際に指導していて、
中学に入る前に小学校の内容をチェックすると

「ほとんどできていない」

のが現実です。

「ですが、うちの子は学校のテストでも
 90点とってきていますよ」

と言われるかもしれませんが、
それは普通で「できる」わけではありません。

実際にほとんどの子が学校のテストでは

「できる」

子ばかりです。もし、小学校のテストで

「80点以下」

であれば問題があると考えた方がいいです。
それにたとえ「80点以上」取っている生徒でも
少しひねった問題になると解けなくなります。

 また、算数でいえば

「小数の掛け算」「小数の割り算」

も間違いが多いのでチェックが必要です。
また、国語といえば、

「中学生でも小学校で習う漢字」

ができない子が非常に多くなっています。

 漢字についてもチェックは必要です。
19歳から指導してきて感じますが、
最近は

「基礎の基礎ができなくなっている」

ということを痛感しています。

例えば

国語では

「音読」「漢字の読み書き」「語句の意味」

をきっちりするだけで中学に入ってもついて
いけますし、

算数では

「小数・分数を含む四則計算」
「割合」「距離と時間と速さ」の関係

などをやっておくと大変楽です。

「小学校の勉強が中学校の勉強とどう関係しているのか」

というのは以下のサイトに関連表が掲載されています。
参考にしてください。

小学校算数・中学校数学系統図


これをみると

「今やっている勉強がどうつながっていくのか」

というのがわかります。ぜひ、参考にしてくださいね。

小学校算数・中学校数学系統図