学習ジム・コーチの堀です。
昨日のメールは見ていただけましたか?
今年は
「子どもの気持ちを変える」
ということにぶち当たった一年でした。
以前からもそうでしたが、
「どうすれば子どもが【できる】と思ってもらえるのか？」
「どうすれば勉強するようになるのか」
ということばかりを考えていました。
もちろん、自分の子どもであれば
「自己責任。自分で考えて」
ですみますが、お金をもらって仕事をいるので
そういうわけにはいきません。
子どもに勉強してもらうのに
・ファックス指導に各人別のイラストを描く
・終わったページ一覧表を作ってマーカーで塗る
・「言葉のかけ方」をテストしてみる
・「聴く」という時間を多くとるようにする
などいろいろなこと試していました。
「怒らない」
ということを基本に何とか本人が
「自主的に勉強する方法」
はないかを考えていました。
確かに以前からやっていたように
「とにかくそばにいて一緒に勉強する」
という形を取れれば多分成績は上がると思います。
ですが、「ネットの世界」なのでそれもできない。
そこで今年ずっと取り組んできたのが
「本人がとらえている【現実】を変える方法」
です。受験前なのに勉強しないというお子さんは
「勉強しなくても自分は何とか合格するだろうという【現実】」
を持っています。また、子どもの実力はないのに
「うちの子はできるという【現実】を持っている親」
ははじめての模試で自分の子の成績が悪くても
信じようとしません。
さらに別の話で【現実】の話をしますと・・・
「もし、来月から１０万円余分にお金がかかる。
それではあなたはどうして収入を上げるのか？」
としたらどうしますか？
「どういうふうに月収１０万円をアップ」
させますか？人によって違いますが、
「パートに出て働く」
「夜にバイトを増やす」
「残業をとにかく理由をつけて入れる」
「内職を探してきてする」
「朝バイトをする」
「週末に副業をして増やす」
といろいろ考えると思います。
あなたならどうしますか？
人によって方法が違うのは
「１０万円の収入を増やす【現実】が違う」
からです。たとえば
「ユニクロの社長」
だったら「１０万円の収入を増やす」のに
「夜にバイトをする」
という選択肢は全くないと思います。
もちちん、今の私にはもありません。
ですが以前の私は
「朝にバイトをする」
「土日にアルバイトを入れる」
というふうにやっていました。
本当に
「朝のお弁当配達のバイト」
「朝の野菜卸会社の経理のバイト」
やまた
「いちご摘みのバイト」
をして「１０万円の収入アップ」を
はかっていました。
しかし、今は【現実】か変わったので
そういったバイトはやらないと思います。
子ども同じです。
「４０点」というテストをとってしまったら
「あー。もうだめだ。今回のテストもダメ」・・・という【現実】
をもっている生徒は中々成績は上がってきません。
ですが
「うーん。まずいな。でも僕なら試験まで必死で勉強すれば
９０点くらいまでは何とかできる」 ・・・という【現実】
を持っている子どもでは成績が伸び違ってくるのです。
来年はさらに
「子どもの現実を変える」
方法を紹介できたら・・と思っています。
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