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【A大学 不合格】
余裕で試験の結果電報を受け取った本人は、「唖然」としたそう
です。当然「まずは、合格1校目・・・。」と思っていたからです。
しかし、気を取り直して、「まだ、他に4校受けているから・・・。」
とまだ余裕だったようです。(後日母親談)
次に来たのがC大学でした。結果は
【C大学 不合格】
結果通知の封筒を開けてみて、びっくり。今度はご両親もびっくり
です。本人は、「大丈夫今度は通るからさ・・・。」とのこと。
(少し不安になっていたらしい・・・・)
そして、次に来たのが B大学、D大学が連続して通知が届きました。
結果は、
【B大学 不合格】
【D大学 不合格】
という結果です。ご両親もカンカンです。本人も、それまでの気持ちとは
うって変わって、顔を引きつらせながら勉強していたそうです。
(かなり不安でした)
というのも、彼の理想は高いのですが、実際に勉強が足らないのです。
特に夏休みから一緒に勉強しましたが、夏休みも
「1日10時間以上勉強させられている・・・・」
という感じがありました。全く自分からはしないタイプなのです。
特に成績の伸びは、受験生本人の受け止め方によって大きく違って
きます。
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「勉強はさせられるものではなく、勉強は自分でするもの」です。
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そして、私は、2通の不合格通知のときにお母さんと話したときこん
なことを言っていました。
「先生本当にすみません。夏休みと、冬休みに1日10時間も付き合
って勉強してもらって、冬休みも特訓までしてもらったのに・・・」
「どうしてですかね。模擬試験では合格率80%以上だったのに・・・。」
「いや、実はね。不合格になって当然ですよ。というのは、本人は1月
になって、塾にいく時間以外はほとんど勉強していなかったんですよ。」
「えっー。勉強していなかったんですか?」
「はい。12月までは、塾に通っていたので、勉強時間の確保は出来てい
ましたが、1月は家では、ゲームをしたりしてやっていなかったんです。
私が、いくら勉強するように言っても
『大丈夫。模試では合格率80%以上出てるから。合格するって・・・。』
といって聞かないんですもの・・・
だから、この子は一度痛い目に会わないとわからないから、浪人をさせる
覚悟でやらせたんです。」
「そうなんですか。」
「今になって受験がそんなに甘くないことがわかったので、やったいますが、
今になっては遅いですものね。でも、本人はようやく受験の厳しさに気づい
てくれたようです。」
そして、最後の3月に受験した、E大学の通知では、
【E大学 合格】
ということで事なきを得ました。これは、私の身近にあった事例ですが、実際
似たようなことが起こっています。
「模擬試験はあくまで、模擬」
ですから、過信することなく、本番対策のために生かしてください。
次回は、模擬試験の活用方法を詳しく書いていきます。
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当たり前だが、
模擬テストの結果はあくまで参考にしかしない。
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