これにはびっくりしました。 | 成績110番

成績110番

子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

昨日でようやく連休が終わりましたが、
ゆっくりされましたか?

 私は5月1日に娘の授業参観に出ました。
そこで、驚いたことがあったので、その話を・・・。

5月1日(金)に娘が、中学に入ってはじめての授業参観に行きました。

科目は「数学」でした。

で、授業は淡々と進んでいきました。
もちろん、私も教室の後ろで

「いろいろ使えることはないか?」

とメモを取りながら、授業を聴いていました。
で、途中の班活動で、

 「正の数・負の数を使ってのゲーム」

をやったりして、ワイワイとやっていたのです。

で、そこまでは特に気にならなかったのですが、
まとめとして、【計算問題】をノートにやり始めたときです。

私は、周りの生徒のノートや、
近くの生徒のノートを見たのですが・・・

「えっ!」

と思ってしまったのです。

 それは、

 「ノートの取り方が全員、バラバラで統一されていなかった」

からです。というより、

 「ノートの取り方が教えられていなかった」

からです。

 「でも、人それぞれノートの取り方があってもいいでしょ。」

という意見もあると思います。
 
 もちろん、私も生徒には、

 「ノートの取り方、勉強の方法も自分なりに工夫して・・・」

と言ったりはします。が、それも

 「最初にきちっと【型】を教えてから、それ以後は工夫する」

という条件があるのです。

 例えば、ノートにはいろいろな役割があります。
大きくノートには、2つの役割がありますが、

 知っていましたか?

1つは、

 「整理・まとめる」

という役割です。これは、黒板の内容を板書したり、
テスト前に、ノートにまとめたりする場合ですね。

 特に板書したときは、

 「ノートを見直したときにそのときのことを思い出す」

という工夫が必要です。それには、

 「ノートに日付を入れる」

というは【基本中の基本】です。

 これは、「暗記の達人」で有名な、「別宮先生」も
言っています。

 「暗記は記憶することよりも、思い出しやすい工夫が大切」

と。そうなんです。ノートを見たときに、

 「あっ、そうだ。あのときにやった。やった。」

とすぐわかるようにしておく必要があるのです。

 それには、「いつ」やったかはとても大切ですね。

以前も話をしましたが、私の授業では必ず、

 「思い出しやすい仕掛け」

を入れています。例えば、小5で習う【割合】の話をするとき。

 かならず、【割合】の話の具体例を【おなら】でします(笑)。
生徒は面白がりますが、私は同じネタなので淡々とこなします。

 が、ここで、中学になって、【割合】を忘れた生徒に、

「ほら、小学校のときにやったでしょ。【おなら】の話」

というと、

「あっ、やった。やった。【おなら】の話(笑)」

とすぐに思い出してくれます。

同じようにノートにも

 「そう言えばあのときやったなぁ・・・」

というように思い出しやすいようにノートには

 「やった日の日付を入れる」

のは鉄則なのです。また、もう少しレベルが上がれば、

 「先生の自慢話、雑談」

も、話にメモ程度に書いておくといいのです。

 すると、ノートを見直したときに、

 「そう言えばやったなあ・・・」

と思い出すのです。

 で、私は心配になって、他の学年の生徒のノートもみましたが、

 「ただ、黒板を板書しているだけ」 
 「すべての科目がバラバラ」

と基本的なことを教わってなかったのです。

 さらに、娘が戻ってくるなり、娘のノートをすべて見たのです。

 すると、娘が言うのには、

 「お父さん、学校ではノートのとり方教えてくれないよ。」

と。で少し教えて欲しいのですが、あなたのところでは、

 「ノートの取り方を教えてもらっていますか?」

それを下のコメント欄に記入して欲しいのです。
一番素敵なコメントをいただいた方には、

 「ノートの取り方」のマニュアルを1名の方にブレゼント

したいと思います。