毎日学校から見ているこの風景。

ちょうど根府川駅の向こう側、海を挟んで真鶴半島がある。


ここには、遠藤貝類博物館があり、オーシャンブルーという海のスペシャリストの学芸員の方々がいらっしゃる!

今年もここで「海の教室」を開催しました。


まず、真鶴の地勢的な意味合いを表の案内図でレクチャーを受けました。


磯遊びでの注意する点もしっかり頭に入れます!

恐るべしヒョウモンダコだったね(^。^)ゞ


三ツ石海岸に降りてフィールドの説明を聞きます。

……いるんだよなぁ〜高いところに上りたがる子!



いよいよ磯に!



おお〜、やっぱり今年も泳ぐ子がいたか!




採取した生物をその場で、貝類、棘皮動物、甲殻類などと分類して解説を受けます。


学芸員さん達の博学はもちろん、海の生物への愛情の深さは触れるたびに感激します。


教員目線からは、海の生物よりもこの学芸員さん達の仕事ぶりの楽しそうな様子こそ見てもらいたい!と思うのです。




思いはイカニ伝わるのか、横ばいのままなのか?


お昼を挟んで、御林(おはやし)の観察に出かけました。

真鶴は、江戸時代にお城の石垣の石を切り出した場所、そしてそのお堀の周囲に打ち込む良質の黒松を得るために植林がなされたようです。

だから、御林と敬語で呼ばれるのですね。


林相の美しい森です。

植林の歴史ももちろんですが、「魚を育てる森」という観点も見逃せないことを学びました。




ケープ真鶴に戻ると少しの間、バス待ちの時間です。

高校生は面白いオモチャのお土産を探し出す天才ですね。カニのハサミのボールペンとは驚きました

(((o(*゚▽゚*)o)))


海洋生物は3種類に分類出来るそうです。

自分で泳げるネクトン

漂うだけのプランクトン

泳げるかもしれないがたいがい底にいるベントス


何だか人間も同じだなぁ〜と思えてきますね。


今日参加してたのしんでくれた子達は間違いなくネクトンですね!

元気に社会の海に泳ぎ出ていってくれ!